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オリンパス事件と「国境」
ウッドフォード元社長には「期待できない」と言われていた第三者委員会ですが、とりあえず過去3代の社... ウッドフォード元社長には「期待できない」と言われていた第三者委員会ですが、とりあえず過去3代の社長の関与を指摘し、刑事告発もするというのですから、とりあえず動き出したとは言えると思います。 では、今後の展開についてはどのような観点で見てゆけばいいのでしょうか? 1つは、今回の事件においてどの程度「国境」を意識するかという観点です。それは、日本式経営を守れ、というような「国境の中に閉じこもれ」という意味ではありません。そうではなくて、このグローバル企業であるオリンパスが、国際的な信頼を取り戻すこと、そのために日本の国境を越えたグローバルな基準で「真相解明」と「企業統治の再建」が必要ということです。 では、現在ウッドフォード前取締役が海外のファンドなどと組んで行っている「株主総会勧誘状」を使った挑戦状、これに米英当局や米英のメディアが乗っかったグループに正義があるのでしょうか? 一見すると正し
2011/12/08 リンク