「豆腐」と「納豆」 － トクする日本語 － NHK アナウンスルーム

「『納豆』と『豆腐』、名前が逆ではないでしょうか？型に納めて作るのが『納豆』、豆を腐らせて作るのは『豆腐』だと思うのですが。」というお便りをいただきました。「豆腐」と「納豆」の語源説は色々あり、中国から船で一緒に運ばれてくる際に名札が入れ違ってしまい「豆腐」と「納豆」が逆に日本に伝来してしまった......という俗説もあります。ただ、中国でもとうふは「豆腐」と書くので、この説は怪しいようです。ではどうして豆腐は"腐る"と書くのでしょうか？実は豆腐の「腐」は「腐る」という意味ではなく、ぶよぶよと柔らかいものの意味で使われている、という説をご紹介しましょう。「腐」の字の部首、「府」には「くら」という意味があります。「腐」は捕った獣の肉を倉に入れて保存しておく状態を表わした字で、仕留めた獣の肉を倉の中に入れておくと、食べやすいくらいに柔らかくなってくることから、柔らかいものを指すようになりました

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「豆腐」と「納豆」

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だいたいこんなことろに落ち着くらしい。