民間ロケット打ち上げ実験 - NHK 北海道 NEWS WEB

十勝の大樹町でこの夏に観測用ロケットの打ち上げを目指している民間の会社が、機体の姿勢を制御する技術を確認するため、ロケットの打ち上げ実験を行いました。 このロケットは大樹町を拠点にロケットの開発に取り組んでいる「インターステラテクノロジズ」がつくった「ＬＥＡＰ」と呼ばれる機体で、全長およそ３．８メートル、重さおよそ１２０キロあります。 １８日は機体の姿勢を制御する技術を確認するため、ロケットを打ち上げた後、わざと機体を傾け、その後、姿勢を元に戻すという実験が行われました。 打ち上げられたロケットは傾きを調整しながらおよそ１００メートルの高さまで上昇し、想定以上に機体が傾いて予定していた軌道を外れたため１３秒後にパラシュートを開いて落下させました。 ロケット開発会社の稲川貴大社長は「姿勢制御についてのデータを集めることができたので満足している。さらに改良を重ねて開発を進めていきたい」と話して