ニセ？医師ボランティア「米田きよし」 - 社会ニュース : nikkansports.com

東日本大震災の被災地でボランティアへの治療を行い、新聞やテレビにも取材された男性医師が、実はニセ医師の可能性があることが１２日、分かった。男性は震災直後、マイクロバスで宮城・石巻市に駆けつけ、ボランティアの専属医を務め、「米田きよし」を名乗っていた。現在、この男性は行方をくらませており、厚生労働省によると、日本の医師免許取得者には存在しない。ボランティア活動を名目に財団法人から１００万円の助成金も受けていた。この男性、詐欺師なのか？ ブラックジャックなのか？ 男性は周囲に、国際的に活躍するボランティアの小児科医で「米田きよし」と名乗った。石巻市には３月後半から４月上旬にマイクロバスで駆け付け、同市のボランティアセンターのある石巻専修大を拠点にして活動。白い大きなマスクをして、首から聴診器をぶら下げていたが、白衣を着ることは１度もなかった。 同センターの災害復興支援対策課の佐藤正幸課長は「マ