ありそうでない独特の幻想世界へ誘う"ご飯ファンタジー"「ごはんのおとも」深町秋生のコミックストリート

南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい！」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト！ 殺伐とした毎日を送っている。またもグチだ。 むやみやたらと資料を必要とする作品を書いているため、ろくに外出もできず、気が滅入って仕方がない。また書いているのも、殴る蹴る、撃つ、焼く、轢く、埋める……といった内容ばかりで、気分はさらにサツバツとしてくる。土日や祝日を楽しそうに過ごしているファミリーやカップルを見ると、「休んでないでキリキリ働け。ちくしょう」などと逆恨みするような嫌な人間になってしまった。（もとから嫌な人間ではあるが） 気力が尽きかけているときはグルメ漫画をよく読む。料理対決とか、政治が絡んだり、お涙頂戴なドラマはいらない。講釈やウンチクもいらない。うまそうな食べ物を誰かがうまそうに食ってくれる。そんな名作『孤独のグルメ』のような作品（早

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『（執筆中の小説の内容が）また書いているのも、殴る蹴る、撃つ、焼く、轢く、埋める……といった内容ばかりで、気分はさらにサツバツとしてくる』焼く！埋める！…

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黄身の醤油漬け……　アトピーになるまで食べ続けてしまいそうだなぁ……