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かすがの坂の気のいいナマズ・兵庫県の昔話/むかしがたり/日本の民話・昔話・伝説・伝承
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かすがの坂の気のいいナマズ・兵庫県の昔話/むかしがたり/日本の民話・昔話・伝説・伝承
むかしむかし、神戸の町の外れの村に、ひと組の夫婦が暮らしていました。夫の名前は竹次郎、妻の名前は... むかしむかし、神戸の町の外れの村に、ひと組の夫婦が暮らしていました。夫の名前は竹次郎、妻の名前はもえと言いました。ふたりは仲睦まじくて、気は優しく、困った人を見ると手助けを惜しまない夫婦でした。 ふたりの家の隣には、銀蔵という男がひとりで住んでいました。銀蔵はしみったれていて、意地悪な性格だったので、村の人から煙たがられていました。 ある日のこと、銀蔵の家の戸を叩く音がしました。銀蔵が出てみると、そこにはぼろぼろの薄汚い服を着て、やたら長いヒゲをたくわえたお年寄りが立っていました。 「腹が減って死にそうなんや…飯を一杯だけでいいから食わせてもらえんか」 しかし銀蔵は眉間に皺を寄せて、 「お前みたいな者にやる飯なんかあらへん」 と言い放ち、すぐに扉を閉めてしまいました。 そこへたまたま隣のもえが通りかかりました。 「お腹が空いてるのなら、うちへいらっしゃい」 もえはそう言うと、身なりの汚いお