東京新聞:納豆菌、被ばく田を救う 民間農園の挑戦 二本松市:ふくしま便り:東日本大震災(TOKYO Web)

トップ > 特集・連載 > 東日本大震災 > ふくしま便り > 記事一覧 > 記事 【ふくしま便り】 納豆菌、被ばく田を救う 民間農園の挑戦 二本松市 Tweet 2015年6月16日 「やれることは何でもやる。福島の農業を諦めるわけにはいかない」と話す斉藤さん。後ろは納豆菌の実験田＝二本松市で 東京電力福島第一原発から約五十キロの福島県二本松市にある農場で興味深い試みが始まっている。被ばくした農地からセシウムなどの放射性物質を取り出して浄化する。この実験の主役を担うのは、なんと、納豆菌である。 里山ガーデンファーム二本松農園の代表である斉藤登さん（５７）が案内してくれた。 「これです」と指さす先にあったのは水を張った田。泥の上に青っぽい絨毯（じゅうたん）のような厚手の布が敷かれ、水に浸っている。 斉藤さんの説明によると、この田には、十アールあたり二十リットルの割合で納豆菌の溶剤をまいてあ

[OSATO]

　ほぉ！　光合成細菌がセシウムをよく取り込むのは聞いてますが、納豆菌もそうなのか？　いずれにせよ、効率良い除染方法の研究には要注目です。

[tenchikometen]

　「農林水産省は、作物が安全ならいいじゃないですか、といわんばかりです。しかし先祖伝来の土地を汚されたままで気持ちがいいわけがない。原状回復は国の責任ではないですか」