東京新聞:「生きた素材」から学ぶ 東洋学園大学 東京ドーム研究:東京(TOKYO Web)

「すぐ近くに生きた素材がある。これを使わない手はないでしょう」。キャンパスから四百メートルに位置する「東京ドームシティ」の経営戦略を探るゼミ。指導する井原久光・現代経営学部長（６１）は話す。 実際の事例を取り上げて分析する「ケーススタディ」として二〇〇九年に始めた。東京ドームシティは、プロ野球やコンサートなど一年を通じて催しがあるドームをはじめ、ホテル、アトラクション、スパ、ショッピングセンターと、現代ビジネスが詰まった都市型商業施設。学生はこの中から問題点を探し、チームで調査・分析し改善案を提起。六月のオープンキャンパス、十月の学園祭、十二月の最終発表会でプレゼンする。 昨年はプロ野球の集客策を練った。野球に関心がない学生や社会人を振り向かせるより、子どもとその親をターゲットに、幼いころから野球に親しむ環境作りを提案。無料特典カードを配ったり、携帯型ゲーム機用などの野球チーム育成ソフトを

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「実際の事例を取り上げて分析する「ケーススタディ」として二〇〇九年に始めた」

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六月のオープンキャンパス、十月の学園祭、十二月の最終発表会でプレゼン