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フィルムで農業革新/神奈川: チャレンジ! 地方発 : 特集 : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
1995年創業。売上高約1億4000万円(2010年5月期)、従業員11人。大手企業などと共同で... 1995年創業。売上高約1億4000万円(2010年5月期)、従業員11人。大手企業などと共同で海外への売り込みを強化しており、11年5月期は約3億円の売り上げを見込む。 早稲田大学も出資するベンチャー企業で、特殊フィルム上に種をまく「フィルム栽培」を提案している。 早大の客員教授でもある森有一社長(68)は長年、医療・医薬業界で基礎研究に携わってきた。「こうした先端技術は農業にも生かせるはずだ」と考え独立。約4年かけて開発したフィルムは、保水能力が高い「ハイドロゲル」が素材で、厚さはわずか0・06ミリだ。水と養分は通すが、ウイルスやばい菌は通さない。 トマトやメロン、イチゴなどは、フィルム表面に細い根を広げる。根はフィルムを突き破らずフィルムが“濾過(ろか)”した水を吸収するので、病気にもかかりにくいという。水の滅菌作業などを省け、栽培コストは従来の4分の1以下だ。植物は、フィルムから水
2010/08/24 リンク