新幹線開業３か月前倒し : 青森 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

観光振興準備へ弾み ＪＲ東日本が１０日、東北新幹線八戸―新青森駅の開業目標時期を２０１０年度末から３か月前倒しし、１０年１２月と決めたことで、観光キャンペーンなど県内で進める新幹線受け入れ準備に弾みがつく一方、県など地元自治体は並行在来線問題などの課題解決が急務となる。 八戸―新青森間は１９９８年に着工。２００４年１２月の政府・与党合意で、１０年度末までに完成を目指す方針を決定していた。総事業費は４５９５億円。０８年度中に９割近くの工事が完了する見込みとなったことで、ＪＲ東日本は３か月の前倒しを決めた。 ＪＲ東日本によると、新青森駅の開業で、東京―新青森駅間は３時間２０分程度で結ばれる。さらに新型車両が導入される１２年度末までには３時間５分程度に短縮されるという。 三村知事はこの日の午後、青森市内で開かれた県内の市議会議長との懇談会で、開業目標時期の前倒し決定を報告した。会談後、三村知事は

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"一方、…東北線八戸―青森間（９６キロ・メートル）の鉄道資産譲渡の解決の見通しは立っていない。…県は「無償または低廉な価格」を要望しており、（JR側との）協議は平行線"