弘前東照宮 市が無償譲渡受け入れ : 青森 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

弘前市は２７日、破産手続き中の弘前東照宮にある本殿（国重要文化財）について、無償譲渡を受け入れることを決め、破産管財人の三上和秀弁護士に連絡した。市は、現在地で保存するか移築するかを検討する。 境内の大半の建物や土地を所有する都内の不動産会社「パーレック」が本殿の買い取りを断念したことから、７月に三上破産管財人が市に無償譲渡を打診していた。市は今月７日、本殿を調査した結果、「本殿は市民の重要な財産で、保存状態も良く、保存すべきと考えた」（市教委文化財保護課）としている。 市の無償譲渡受け入れの決定について、三上破産管財人から「できるだけ早く手続きを進めてほしい」との申し入れがあったという。 市は「パーレック」に対し、本殿の扱いを決めるまで１０月からの拝殿や社務所などの解体を延期するよう申し入れたが、同社側は「本殿には手をつけないが、その他の競売落札物については予定通り解体を進める」と返答し

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