箱根「山の神」転生、アメフトのマネジャーに：箱根駅伝：読売新聞（YOMIURI ONLINE）

東洋大時代に箱根駅伝の区間賞を４年連続で獲得し、「山の神」と呼ばれた柏原竜二さん（２８）が、陸上競技から退き、アメリカンフットボールチーム「富士通フロンティアーズ」（川崎市）のマネジャーとして新たな人生を歩んでいる。 チームは今シーズン、社会人の「Ｘリーグ」で勝ち進み、１８日は決勝。裏方として初の大舞台に臨む。 ◆所属の富士通で 川崎市高津区の練習場で１３日、細身の柏原さんは体格のいい選手たちに交ざって走り回っていた。攻撃の進み具合を測る器具「ヤードチェーン」を手にせわしなく動き、タックル練習ではビデオを片手にいろいろなメニューの撮影を続けた。 ２００９～１２年の箱根駅伝に出場。山登りの往路５区を任され、３度の総合優勝に貢献した。卒業後に入社した富士通の陸上部では、右アキレスけん痛などに悩まされて思うような活躍ができず、今年４月に競技からの引退を表明した。 「一般社員として働くと思っていた

[yyamaguchi]

「「一般社員として働くと思っていた」という柏原さんをアメフト界に引き込んだのが、常盤真也」「水分や栄養補給の知識など、トップ選手としてのノウハウを共有すれば、チーム強化も期待できると考えた」