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先生はなぜ忙しいのか(7) 心のケア 養護教諭が奮闘 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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先生はなぜ忙しいのか(7) 心のケア 養護教諭が奮闘 : 教育ルネサンス : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
心の問題で悩む生徒が増え、養護教諭が孤軍奮闘している。 最近、欠席が目立つ女子生徒の肩を抱きながら... 心の問題で悩む生徒が増え、養護教諭が孤軍奮闘している。 最近、欠席が目立つ女子生徒の肩を抱きながら、養護教諭の竹下君枝さん(53)が「よく来られたね」と声をかける。この生徒が意を決したように教室に向かった直後、女性教諭が別の生徒について相談に来た。 午前10時から1時間で、東京都千代田区の都立九段高校の保健室を訪ねた生徒や先生は9人、かかってきた電話は3本。それでも竹下さんは「今日は静か」とつぶやく。「保健室は忙しくて当然。生徒たちの(ありのままの)現状が目の前にあるから」 前任校で、喫煙や飲酒、薬物、妊娠という「現状」と取り組んだ。8年前、進学校の九段高に移ってからも「種類は違うが、問題があった」。頭痛やだるさを訴える生徒が後を絶たず、摂食障害や不登校にも直面する。 その都度、担任や親たちと連絡を取り合い、解決に当たる。そのうち、親や祖父母からも相談を受けるようになった。夜中も自宅に電話