児相の一時保護所、２割で子どもの暴力問題発生 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

虐待を受けた子や非行に走った子どもたちを受け入れる児童相談所の一時保護所の２割近くで、子どもによる暴力の問題が起きていることが、立教大学の浅井春夫教授らの調査で明らかになった。 ２７日の日本子ども虐待防止学会で発表する。 浅井教授らの研究グループは今年９月、全国１２４か所の一時保護所に調査表を送り、６８か所から回答を得た。特定の１週間に限って、保護された子どもが別の子どもに対して傷ができるほどの暴力を振るったケースがあったかどうかを尋ねたところ、１６％の保護所で暴力問題が発生していた。子どもの職員に対する暴力も、１８％の施設であった。 また、昨年度１年間について、事故報告書に記録されている暴力問題があったかどうかも調べた。児童間の暴力は３５％、職員に対する暴力は４３％の保護所で発生していた。１日当たりの平均入所児童数が多い保護所ほど、暴力問題の発生件数が多い傾向が見られた。

[sumida]

虐待も負の連鎖、か。

[AFCP]

ある1週間の間に児童間の暴力が16%、対職員暴力が18%。1年間だとそれぞれ35%と43%（事故報告書ベース）。報告書が作成されない暴力もありそう、ということかな。あるいは施設間のばらつきが大きいのか。