北方領問題、置き去り懸念…不信感強く改善困難 : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

【モスクワ＝穴井雄治】前原外相が「領土問題第２ラウンド」と位置づけた１１日の日露外相会談は、焦点の北方領土交渉をめぐって平行線に終わり、日露両国の関係改善の困難さを印象づけた。 経済面での関係強化によって領土問題を進展させようとする外相の戦略は、菅首相が領土問題をめぐってメドベージェフ大統領と激しい批判合戦を繰り広げる厳しい風に阻まれた。ロシア側は強硬姿勢を隠さなかった。会談後の共同記者会見でも、両外相は領土問題でそれぞれの主張をそのまま説明し、立場の違いが鮮明になった。 ラブロフ外相は会談冒頭から、「先日の日本での北方領土の日のイベントでの様々な発言が露日関係を悪化させた」と指摘。７日に菅首相が大統領の北方領土訪問を批判したことについて、不快感を表明。その後も、北方領土の経済振興について、「発展の責任はロシアにある。中国や韓国の投資も歓迎する」と踏み込んだ。 これに対し、前原外相は、「今

[lcwin]

ロシアも近く大統領選挙がある手前、今日本に柔軟な姿勢を取れるわけがないわけで、数年後を踏まえて裏でゆっくり交渉しましょうという話になったところはある意味無難な着地点だと思うけどねえ。