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海の爬虫類で最古の化石、南三陸町で発見 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
宮城県南三陸町の2億5000万~2億4500万年前(三畳紀前期)の地層から、世界最古級となる海の... 宮城県南三陸町の2億5000万~2億4500万年前(三畳紀前期)の地層から、世界最古級となる海の爬虫(はちゅう)類(海竜)の化石を発見したと、東京学芸大の佐藤たまき准教授(古脊椎動物学)らの研究チームが29日の日本古生物学会(熊本市)で発表する。 化石は背骨と肋骨(ろっこつ)で、推定全長は約2メートル。同じ地層からは、1970年に世界最古の魚竜(魚型の海竜)であるウタツサウルスの化石が多数発見されたが、今回の化石は骨格の特徴が明らかに異なる。未発見の魚竜か、原始的な海竜のオムファロサウルスに近い生き物とみられている。 佐藤准教授は「この時代の海の爬虫類を何種類も含む地層は、海外でも非常に限られる。南三陸地域は世界に誇れる貴重な化石産地だ」と話している。
2013/06/29 リンク