埼玉県から東京都内への通勤路線となっているJR埼京線の混雑を緩和しようと、定員が従来より1割ほど多い新型の車両が30日から導入されました。 JR埼京線に新たに導入されたのは「E233系」で、京浜東北線や中央線などでも導入が進められています。 30日は新型車両の出発式が大宮駅で行われ、多くの鉄道ファンが詰めかけました。 埼京線は朝のピーク時の乗車率が200%と、首都圏でも混雑の激しい路線の1つで、横幅が15センチ広くなった新型車両は、定員が1割ほど多く、混雑の緩和が期待されています。 また、車内の照明をLEDに変えるなどし、従来の7割ほどの電力で走ることができるということです。 春日部市から来た小学校4年生の男の子は「かっこよかったです。埼京線にE233が来てよかったと思います」と話していました。 JR大宮駅の筑波伸夫駅長は「幅が広く混雑緩和にもなるすばらしい車両がようやく入りましたので、多