志賀直哉の未公開書簡見つかる 岡山 NHKニュース

「暗夜行路」などの作品で知られる作家の志賀直哉が、大正時代に新聞の編集者に宛てた未公開の５通の書簡が、岡山県倉敷市で見つかりました。 書簡には新聞の連載への苦手意識がうかがえる記述があり、研究者は貴重な資料だと話しています。 見つかったのは志賀直哉が大正時代に小説を連載していた新聞社の編集者に宛てて送った未公開の５通の書簡です。 倉敷市が保管していた編集者の資料の中から、岡山大学大学院の研究者らのグループが見つけました。 書簡には、新聞の連載は１回１回、話の区切りを細かくつけなければならないので作業が進まないとか、連載している話がうまくつながらないので別の作品を送るから掲載を検討してほしいといった内容が書かれていて、志賀が新聞の連載に苦手意識を持っていたことがうかがえます。 ほかにも、紙面の都合で連載の途中に空白期間ができたことに触れ、「余り時間が空くのは読者には面白くない事」などと不満も

[ivory_rene]

倉敷市の資料