ユーロ圏失業率 最悪の水準続く NHKニュース

単一通貨ユーロを導入しているユーロ圏１７か国の先月の失業率は１２．１％と、ユーロ導入以来最悪の水準が続いています。 ＥＵ＝ヨーロッパ連合の統計局が３１日に発表したところによりますと、ユーロ圏１７か国の先月の失業率は１２．１％でした。 これは今年３月以来、４か月連続して同じ値で、１９９９年のユーロ導入以来、最悪の水準が続いています。 失業率を国別に見ると、最も高いスペインで２６．３％と前の月より０．１ポイント改善したほか、ポルトガルが１７．４％と０．２ポイント改善するなど、一部で若干改善の兆しが見えています。 また、キプロスでは１７．３％と０．８ポイント悪化しました。 一方、失業者の数はおよそ１９２６万人と、前の月よりおよそ２万４０００人減少しました。 失業者数の減少は、２０１１年４月以来、２年２か月ぶりとなり、雇用情勢の悪化に歯止めがかかりつつあるのではないかという見方も出てきています。

[a1ot]

『ユーロ圏17か国の先月の失業率は12.1%。失業者の数はおよそ1926万人』『スペインで26.3%、ポルトガルが17.4%、キプロスで17.3%』

[daybeforeyesterday]

憂ろ(慮)すべき事態だ