国連 比大地震避難民に支援を NHKニュース

リゾート地として知られるフィリピン南部のセブ島付近で今月１５日に起きた大地震で、自宅を失うなどして避難を続けている人は３４万人に上り、国連は避難施設や飲料水の確保を急ぐ必要があるとして、各国に支援を呼びかけています。 フィリピンの南部では今月１５日、セブ島の南東のボホール島を震源とするマグニチュード７．２の大地震が起きて広い範囲で大きな揺れを観測し、各地で建物が倒壊するなどして、これまでに２０１人が死亡しました。 被災地を調査した国連の現地事務所によりますと、被害の大きなボホール島を中心に、倒壊した建物は５万２０００棟余りに上り、３４万４３００人が住む家を失うなどして避難生活を続けているということです。 またボホール島では、各地で水道管が壊れるなどして水道が止まっているほか、全世帯の４０％が停電していて、避難した住民の中には、屋外にテント代わりのビニールシートを張って生活するなど過酷な環境

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