「舟を編む」最優秀作品など６部門受賞 NHKニュース

映画関係者が選ぶことしの日本アカデミー賞は、石井裕也監督の「舟を編む」が、最優秀作品賞を受賞しました。 ことしで３７回目を迎えた日本アカデミー賞は、７日、東京都内のホテルで各賞が発表されました。 このうち最優秀作品賞には、石井裕也監督の「舟を編む」が選ばれました。 この作品は、おととし本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの小説が原作で、出版社を舞台に新しい辞書の編集に取り組む人々の姿を温かくユーモラスに描いた作品です。 「舟を編む」は、監督賞や脚本賞、それに、主人公の出版社社員を演じた松田龍平さんの最優秀主演男優賞など、今回最多の６部門を受賞しました。 受賞について石井監督は「スタッフを含めみんなで作った映画で、こうしてみんなで同じ場所にいられるのがうれしいです。本当にありがとうございます」と話していました。 一方、最優秀主演女優賞には「さよなら渓谷」の真木よう子さんが選ばれました。 真木さん