ベルギー テロ警戒最高レベルで市民生活に影響 NHKニュース

フランスのパリで起きた同時テロ事件で、逃走中の容疑者の捜索が続いているベルギーでは、新たなテロへの警戒が強まるなか、首都ブリュッセルの地下鉄が運休したり、学校が休校したりするなど、市民生活に影響が広がっています。 ブリュッセルでは新たなテロのおそれがあるとして、テロへの警戒態勢が最高レベルに引き上げられ、週明けの２３日は地下鉄全線と一部の路面電車が週末に続いて運休しているほか、小学校から大学まですべての学校が休校しています。 ＥＵ＝ヨーロッパ連合の本部があるブリュッセルの中心部では、ふだんは通勤途中の人たちが多く行き交っていますが、２３日は人影がまばらでした。通勤途中の３０代の男性は「地下鉄の閉鎖や学校の休校は、治安のためにはよいことです。軍隊はいますが、街の様子もいつもと変わらないので、これまでのところは問題ないと思います」と話していました。一方、地下鉄が利用できないため、徒歩で通勤して

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