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人格転移の殺人/ネタバレ感想
SFミステリでは一般的に、SF設定がミステリとしての真相に関わってきます。もちろんそれがSFミステリの... SFミステリでは一般的に、SF設定がミステリとしての真相に関わってきます。もちろんそれがSFミステリの面白いところなのですが、逆に、例えばトリックの所在がわかりやすくなってしまうなどといった弱点につながる面も否定できません(このあたりはいずれ別稿でまとめたいと思います)。しかし本書では、そこが非常にうまく処理されていると思います。 本書では、人格転移というSF設定による外見と人格の不一致という現象がそのまま人物誤認トリックとして使われるのではなく、一種のアリバイトリックと組み合わされているところが巧妙です。それは、肉体がその場に存在しなくても人格は(別人の体に入って)存在し得るという、これまたSF設定から派生する現象を利用したものではありますが、トリックの所在は人格転移のルールそのものではなくその前提条件、つまり誰が“スライド”サークルに加わっているのか、というところにあるのです。 そして