【著作権法】著作権法違反被疑事件で不起訴処分３件 - 弁護士山口貴士大いに語る

久しぶりの更新になります。何とか、１年間のブランクを空けずにすみました。 私が刑事弁護人をしていた、３件の著作権法違反被疑事件について、今年の３月中にいずれも不起訴処分（嫌疑不十分）になりました。処分をしたのは、北陸の某地検の支部です。 示談はしていません。警察、検察官と正面から著作権法の解釈についての議論を戦わせ、勝ちえた結論です。 ３件ともブログの記事を巡るものです。告訴人の背景には某宗教団体が見え隠れしている事案でした。 告訴の動機は明らかに言論弾圧です。 本来であれば、名誉毀損なり、業務妨害なりで告訴すべきところでしょうが、記事の内容は全て事実です。下手な告訴は墓穴を掘ります。そこで、表現内容の真実性を問題にしなくても済む、著作権法違反で告訴してきた訳です。 今回の事件では、警察は家宅捜索をしています。逮捕こそされてはいませんが、大勢の警察官が自宅や職場に来て、書類やらパソコンやら

[stella_nf]

“３件ともブログの記事を巡るものです。告訴人の背景には某宗教団体が見え隠れしている事案でした。”

[gryphon]

あ、これ「やや日刊カルト新聞」の事件かしら？／あちらにも不起訴の記事あり、ほぼ確実だな。http://dailycult.blogspot.jp/2012/04/blog-post.html　相互リンクすればいいのに。

[allezvous]

PC差押えは書き込みをした証拠をキャッシュから取るためでしょうねえ。/著作権法だと被疑事実は引用による複製権侵害とかかな。

[uduki_45]

名前を出したからなのかな？　＞表現内容の真実性を問題にしなくても済む、著作権法違反で告訴してきた訳です。

[tomozo3]

やや日刊カルト新聞事案かな

[rna]

ブログ記事で「著作権法違反」でなんで自宅PC押収の必要があるんだろう? 他人がアカウント乗っ取ったとか主張されると困るから?