汚染可能性のある牛肉、県が販売自粛要請｜山形新聞

汚染可能性のある牛肉、県が販売自粛要請 2011年07月19日 18:11 Tweet 県内の農家から放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた肉牛が出荷された問題で県は19日、小売店や流通業者などに対し、汚染の可能性がある牛肉を販売しないよう自粛の要請を始めた。 県食品安全衛生課によると、汚染の可能性がある稲わらを食べた肉牛は尾花沢市、飯豊町、白鷹町の計4農家から4月7日から7月15日にかけて計70頭が出荷された。現在、これらの一部の牛肉が県内の店頭に並んでいたり、業者間で流通しているケースが想定されるという。 同課は県内各保健所を通して流通経路の解明に乗り出しており、対象の牛肉が確認され次第、関係業者に流通、販売の自粛を要請している。また、19日午後に県のホームページで対象牛の個体識別番号を掲載予定で、同課は「全ての流通経路の確認には時間を要するので、対象の牛肉を扱っていると思われる