稲わら汚染「風評被害ないように」 県の畜産農家立ち入り調査、生産者訴え｜山形新聞

稲わら汚染「風評被害ないように」 県の畜産農家立ち入り調査、生産者訴え 2011年07月19日 18:36 Tweet 牛に与える稲わらの購入時期や管理方法を聞き取り調査する県村山総合支庁の担当者（左側の2人）＝山形市東二位田 放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉牛が県内畜産農家から出荷されていた問題を受け、県は肥育農家約400戸を対象に立ち入り調査を進めている。放射性物質を含む稲わらが県内でも肉牛の餌となっていたことが明らかになってから一夜明けた19日午前、県の担当者から調査を受けた山形市内の農家は「農家も被害者。風評被害のないようしっかり対応してほしい」と訴えた。 この日、調査を受けたのは同市東二位田に畜舎がある平尾喜代春さん（62）＝同市吉原2丁目。県村山総合支庁の担当者2人が訪れ、稲わらの購入状況などの聞き取りを行った。 80頭の肉牛を育てる平尾さんは、地元農家から大部分の稲わ

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“今回、問題になっている稲わらは一冬を通して屋外に放置されているケースもあるとの話に触れ「雪が降る山形では秋以降、（乾燥した稲わらを）屋内に保管するのが常識。太平洋側との違いに気付かされた”