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BI論批判―立岩真也+齊藤拓『BI 分配する最小国家の可能性』 - Gさんの政経問答ブログ
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BI論批判―立岩真也+齊藤拓『BI 分配する最小国家の可能性』 - Gさんの政経問答ブログ
●パーリス=齊藤の「欺瞞」と、BI 論者の「遠慮」 こうしてみると、齊藤(=パーリス)のいう「最大限... ●パーリス=齊藤の「欺瞞」と、BI 論者の「遠慮」 こうしてみると、齊藤(=パーリス)のいう「最大限に分配する最小国家」(P250)の欺瞞が明らかになってくる。パーリスは、形式的自由の保護(治安維持など)とUD基準の達成(=公正な機会の平等)を「制約条件」としつつ、1人当たりBI (現金部分)を最大化することを制度構想として定式化した(P244)。だが上記と同じように「正負の所得税」の考え方で計算すると、その意味が明確になる。「所得」をベースにする限り、累進課税を最大化(平均年収以上は全額徴収)し、2つの「制約条件」を最小化しても、実現できるのは全給与所得者が年収の平均値430万円を受け取るということ以上にはならない。BIの「財源」論の限界だ。給与所得者以外を計算に加えたとしても、平均値がいくらか上下するだけであろう。確かに下位21%の労働者はメリットが最大で、4人家族なら1人当たり56,