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生活苦から「死」を選択した元お嬢様の悲愴 (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」... この連載では、女性、特に単身女性と母子家庭の貧困問題を考えるため、「総論」ではなく「個人の物語」に焦点を当てて紹介している。個々の生活をつぶさに見ることによって、真実がわかると考えているからだ。今回紹介するのは、双極性障害と注意障害、不眠症を抱える、埼玉県に住む45歳のバツイチ独身女性だ。 この記事の写真を見る 2016年年末。埼玉県最大の繁華街大宮は、家族連れやカップル、冬休み中の学生たちでにぎわう。お母さんたちは正月用の食材やお飾りを抱え、子供たちは師走の喧噪に浮足立つ。駅前で市内のNPOが運営する「無料低額宿泊所」で生活する西野菜緒子さん(45歳、仮名)と待ち合わせた。 西野さんはダウンコートを羽織り、スマホ所持、カバンの中には化粧品と人気作家の文庫本があった。家族を連れたお母さんたちと、何も変わらない普通の女性だ。 「今、住むのは家のない人のための寮です。ほぼ全員が生活保護を
2017/01/14 リンク