意識しないと、自分が強者であるということに気づかないことがある。あるいは、どんな人でも相対的に強者/弱者のいずれかになり得る、ということを忘れてしまうというふうにも言えるかもしれない。 自分自身のことを考えてみたとき、そんなに社会的に強者の部類に入っているような実感はあまりないのだけれど、とりあえず「普通に」生活できているし、今のところとりたてて心身ともに健康を害しているようなこともないということだけをとっても、僕は相対的に強者になるのだろう。うちには小さな子どもがいるが、僕との強弱の関係であれば、僕が望む、望まないに関係なく、僕の方が強者になっているだろう。 自分が強者であるという自覚を失うと、自然と弱者を抑圧していることに気づかない。誰かよりもなんらかの強い力を持っている、というだけでなく、たとえば「わたしは努力してこのように乗り越えて来た(だからあなたもそうすべき)」というようなこと
1週間ほど前のことだろうか、SNSを見ていたら、イギリスで女性専用車両の導入に反対意見が挙がっているというニュースを目にした。はじめは「どうして反対するのだろう?」と思ったが、理由を見たら納得した。その理由とは、「性犯罪を常態化させてしまうことになるから。」というものだった。女性専用車両を設ければ、痴漢する人の存在を許容してしまうことになる。そのことに対して反対の声が上がっていたのだ。 日本でも、女性専用車両に反対する声をよく耳にする。しかしその理由は、イギリスとはまるで違う。多くの場合は、女性専用車両の取り組みによって、女性が「優遇」されているものと考え、それを「男性差別」だとする立場からの反対だ。しかもわざわざ女性専用車両に乗り込むことで、抗議する男性までいるというから驚きだ。 どうしてこれほどに「女性専用車両」をめぐる認識が異なるのだろうか。まず思うことは、日本社会では「痴漢」が深刻
決して後出しジャンケンをするつもりではなく、石田ゆり子のことはずーっと、それはもう30年近く前から「イイ!」と思ってました。視界に入るたび、露骨にうっとりしてたし。 とは言え、彼女が演じた「土屋百合」による名言「自分に呪いをかけないで」が印象深い『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を契機に再評価熱が高まったのが世間的な流れだし、世の反響に「そうでしょう!」と満足しながら、実は筆者のテンションも改めて上がってます。みんなの思いが燃料となり、相互作用で一丸となりながらナチュラルに全国の“ゆり子熱”が高まったという構図か、これは? 星野源が明かす“マイナス思考”の石田ゆり子 雑誌「AERA」の星野源による連載ページ「ふたりきりで話そう」に、4号続けて(8月7日号から9月4日号まで)石田ゆり子が登場。まさに、ふたりきりによる対談が掲載されました。
いちじくと生ハムのオープンサンド 毎年この時季になると、ご近所さんから「いちじくができてるから採りにおいで…」と幾度となく声が掛かります。 田舎の旧家は庭にいちじくを1~2本は大抵植えていて、木も相当立派に育ってますから、いちじくの季節ともなるとわんさかと実を着けるんです。 で、カゴを持って、いそいそと収穫しにいくわけですが、いちじくっていかにもヤブ蚊の好きそうな裏庭に植えられていることが多いんですよね…。 なので、いちじくを大量にゲットしようと思ったら、その勲章としてあちこち蚊に刺され、痒くなるのは我慢しなくてはなりません。 あと、いちじくを収穫するコツとしては、晴れが続いた後に収穫することが大事。雨後に収穫すると実が水っぽくなって、今一つなので注意が必要です。 かくして、手に入れたいちじくは、まずは生で飽きるほど食べ、残りはジャムやコンポートに…っていうのが、我が家の恒例行事みたいにな
miurayoshitaka.hatenablog.com 読んだ。面白かった。「~しがち」という言葉でそれぞれの行動をまとめながらも不倫カップルにザクザクと斬り込んでいってて実に痛快。さすが経験豊富な弁護士だなーなんて思いながら読んだ。そして私もこの中の行動について考えたことがあったので書いてみる。 最初に、ここで書く事は私の「想像」であって「経験」ではないとお断りしておく。すでに表題で書いてしまっているが、不定カップルにはこの手の人間が「多そう」だなと私は思っている。それは「中に出しても良いかと問う男」の独占欲と支配欲、「中に出してと叫ぶ女」は自分に対する男の覚悟を確認する行為、そしてこれらの行為や思考は不貞カップルのセックスを大いに盛り上げ、媚薬と言うよりも覚醒に近い思考ドラッグとして効能を発揮する。であるから、両方がこの思考や行動を用いれば燃え尽きるほどの感情の高ぶりを味わう事にな
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