第1話 17歳女子高生、ヤングケアラーだった私の日常 理学療法士として働く美帆。利用者の孫の見覚えのある表情に、彼女は10年前の自分を思い出す。 数年前に脳卒中を患ってから、体をうまく動かせないうえ、物忘れもひどくなった祖母。昼夜問わず家計を支えるために働く母。17歳だった美帆。 介護と高校生活、2つの日常は、徐々に彼女を「普通の」女子高生から引き離していく……。
「非モテ」からはじめる男性学 (集英社新書) 作者:西井開 集英社 Amazon 第一章で提示される、本書のねらいは以下の通り。 ……登場してから二〇年以上もの間、「非モテ」論は主にネットを中心として議論と考察が繰り返されてきた。その蓄積に敬意を払うと同時に、私は「非モテ」論が限界に立たされているとも感じている。それは、これまで見てきた「非モテ」論の多くが「モテない」こと、つまり恋人がいないことや女性から好意を向けられないことが問題の核心であるという前提に立っているという点にある。 (…中略…) 果たして本当に「非モテ」男性はモテないから苦しいのだろうか。時に暴力にまで走ってしまうほどの苦悩の説明を「モテない」という状況にだけ求めてしまっていいのだろうか。本書で問おうとするのはここである。 ところで杉田[俊介]は『非モテの品格』の中で、性愛的挫折がトラウマのように残り続ける原因として、非正
保健室での失敗の思い出。彼氏が避妊してくれません→それはDVだからそんな男とは別れろ。不特定多数の人と性行為してしまいます→リスク高いからやめるべき。相談して私からそう言われた子達は保健室に来なくなった。よかれと思ってのいきなり正論アドバイスや無意識の善悪ジャッジは高確率で失敗、
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