障害がある人が親族が死亡したことなどをきっかけに、社会とのつながりが弱くなり、福祉的な支援から遠ざかってしまうケースがあります。 福祉団体の代表は「つながりが途切れると、金をだまし取る人や差別的な対応をとる人から被害を受けやすい。社会とのつながりを途切れさせない仕組みづくりが必要だ」と訴えています。 東京都葛飾区にある社会福祉法人原町成年寮は、障害がある人に働く機会や生活の場を提供する施設があり、地域の店で販売するアクセサリーや、グループホームで提供する食事などを作っています。 施設長として多くの障害者と関わってきた立花浩孝さんは親族が死亡するなどして社会とのつながりが弱くなった時、福祉的な支援を受けられなかったり、差別的な対応に悩んだりするケースをここで多く見てきたといいます。