コカインが漂着したフランス南西部カップブルトンの海岸を歩く人々(2019年11月11日撮影)。(c)GAIZKA IROZ / AFP 【11月13日 AFP】大西洋に面したフランス南西部沿岸にコカインの包みが漂着しているとして、仏検察当局は12日、一部の浜辺を閉鎖したことを明らかにした。10月半ば以降、計1000キロ以上のコカインが発見されているという。 レンヌ(Rennes)の検察官、フィリップ・アストリュク(Philippe Astruc)氏はAFPに対し、コカイン入りの包みは現在、さらに北部にも流れ着いていると説明。包みは全て同じで、「潮の満ち引きのたびにまとまって漂着している。いまだに毎日およそ100キロのコカインが海岸沿いで見つかっている」と述べた。 コカイン漂着の原因についてはいくつかの仮説があるが、同氏は10日、嵐か故障に見舞われた貨物船が、コカインを海に投げ捨てた可能性が