作家のエージェント会社「コルク」――安野モヨコ、小山宙哉、伊坂幸太郎さんら賛同:大手出版社を離れて設立 講談社の編集者2人が同社を退社、新たに作家のエージェント会社「コルク」を創業する。阿部和重、安野モヨコ、小山宙哉、伊坂幸太郎、三田紀房といった作家、漫画家が賛同している。 これからの時代編集者は必要か――さまざまなコンテンツが作者から直接ユーザーに届けられるようになってきた昨今、出版業界では、こうした議論がひんぱんに聞こえてくる。 eBook USERでもこうした動きを折に触れて紹介しているが、その1つの方向性として、「作家のエージェントとして」振る舞おうとする機能する動きを紹介したい。 講談社で『バガボンド』や『ドラゴン桜』などの編集を担当していた佐渡島庸平さん、同じく編集者で佐渡島さんの先輩に当たる三枝亮介さんが同社を離れ、11月下旬に創業するという作家のエージェント会社、コルク。作
ビッグコミック創刊物語 (祥伝社黄金文庫) 作者: 滝田誠一郎出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2012/06/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログを見るまだ、漫画が子どものものだと思われていた60年代後半、青年コミックというジャンルを開拓した「ビッグコミック」とその創刊に携わった人たちの奮闘を描くノンフィクション。 ビッグコミックを創刊した伝説の編集長、小西湧之助は、漫画雑誌を作ろうとは思っていなかった。大人が読むに耐えうる文芸誌をつくろうと考えていた。だから漫画家とは呼ばず作家と呼んだし、掲載作も作品と呼んだ。 でもまだ漫画の地位が低かった時代、小学館でも青年コミック誌に人材をまわそうという空気は薄く、かつては行き場のない編集者が集まる“吹き溜まり”と社内で揶揄された。小西湧之助は吹き溜まりを水の澱んだ沼になぞらえ、自分たちを泥底に棲む夜行性の小ナ
「悪夢の棲む家 ゴーストハント」は約20年前に発表された、同名ホラー小説のコミカライズ。心霊現象を専門に扱う調査事務所「渋谷サイキック・リサーチ」のメンバーが、怪現象が続発する家の調査に挑む。絶版のため現在は入手困難となっているタイトルが、過去にも「ゴーストハント」シリーズのコミカライズを手がけたいなだの手で復活を遂げる。 なお一部書店ではARIA9月号の購入者に、いなだの描き下ろしによる「悪夢の棲む家 ゴーストハント」のメッセージペーパーをプレゼント。ペーパーは数に限りがあるため、なくなり次第配布を終了する。 このほか今号にはARIAの創刊2周年を記念して、4作品のドラマCDが試聴できるCDと、あさのあつこ原作による木乃ひのき「NO.6」のピンナップが付属。CDには「NO.6」のほか、硝音あや「純血+彼氏」、naked ape「Magnolia」、槙ようこ×持田あき「ピカ☆イチ」のドラマ
「今日から俺は!!」「鋼鉄の華っ柱」などで知られる西森博之が、小説家として書き下ろし作品「満天の星と青い空」を執筆した。7月18日に小学館より刊行される。 「満天の星と青い空」は隕石の影響により地球上の金属が腐食してしまい、世界規模で大混乱が巻き起こっているという設定。文明崩壊の危機を迎える中で、修学旅行先から徒歩で東京に帰ろうとする高校生たちが主役になる。サバイバルを題材とした青春作品だ。 本日6月13日に発売される週刊少年サンデー28号(小学館)には、小説の冒頭部分が掲載されている。また西森が「お茶にごす。」終了直後から小説の執筆に興味を持ち、担当編集者に相談していたことが明かされた。 西森博之コメント この話は最初、漫画で描こうと考えてました。頭の100ページくらい絵コンテで描いたりしたんです。でも、いろいろあって小説で書くことにしました。主人公の真吾は、以前に漫画で描いたキャラクタ
「何で本は読まなきゃいけなくて、漫画はダメなの」「そもそも漫画と本の違いって」-? 十三歳の中学生が本紙に寄せた投書が、反響を呼んでいる。六十歳の男性が「本は思考力を養う」と読書を勧めると、四十七歳女性が「思考力は本でも漫画でも養われる」と反論。古くて新しいこの論争、漫画や本の世界に携わる人たちはどう考える? (岩岡千景) 投書は、東京都港区の中学生須藤美佳さん(13)から。漫画を読んでいると母親から「本をいっぱい読みなさい」と言われるといい、抱いた疑問をつづった文が、二月六日の発言欄に載った。 これに、静岡県熱海市の会社員小磯清さん(60)は「大きな違いは絵がないこと」「絵がなければ、情景を頭の中で描きながら読む。それこそが思考力」と読書を勧める。すると東京都武蔵野市の自由業、田中ヒサコさん(47)が「漫画も思考力を養う」と意見を返し、発言欄で反響が続いた。
2月27日に、リトルモアさんから書籍化することになりました。 私の作業が遅々として進まず、最初にお声掛けいただいてから、かなりの時間が経ってしまいましたが、ようやくお知らせできる段階となりました。 書籍の作業にあたって、たくさんの方にお世話になりました。掲載にあたってご快諾くださった漫画家様、出版社様、ありがとうございました。 左の表紙は、大好きな渡辺ペコ先生にイラストを描きおろしていただきました! ペコ先生の作中に登場する「食卓」のシーンがすごく好きなので、これだけで死んでもいいくらいの気持ちです。 そして、ブログを応援してくださった皆様ひとりひとりにも、感謝の気持ちとともに本を押し付けて逃げたいくらいですが、物理的に無理なので、ひと段落したら再びブログに専念して、色んな漫画とご飯を紹介する形で恩返しできればと思っています。 以下に目次を引用させていただきます。 素人作業ですが、すべての
2012年あけましておめでとうございます。 というわけで今月もまとめ。 新刊数はコミック53冊、小説57冊。 コミックは通常、小説はやや少なめ。 うち新人作家(デビュー3年以内)はコミック37%、小説15% 現時点での推移 発行月 コミック新人率 小説新人率 2011年11月 26% 14% 2011年12月 35% 20% 2012年01月 33.9% 15.8% 平均 31.6% 16.6% だいたい平均値が出てきましたかね。 以下画像と新人作品リストです。 まず今月の新刊コミック&小説。 で、三年以内デビュー作家率は コミック 18/53 33.9% 小説 9/57 15.8% 新人作家作品リスト 裸のシェイクスピア (B‐PRINCE文庫) 著者:四ノ宮慶 しましょ。 (ビーボーイコミックス) 著者:水渡ひとみ わんにゃん日和 (ビーボーイコミックス) 著者:仲郷たけこ ほろり恋す
スキャン代行業者に対して著作権者がとうとうアクションを起こした――浅田次郎氏、大沢在昌氏、永井豪氏、林真理子氏、東野圭吾氏、弘兼憲史氏、武論尊氏の7名を原告とし、スキャン代行業者2社に対し原告作品の複製権を侵害しないよう行為の差し止めを求める提訴が12月20日に東京地方裁判所に提起された。 訴状で被告となっているのは、「スキャンボックス」を提供する愛宕と、「スキャン×BANK」を提供するスキャン×BANKの2社。全事業の差し止め請求ではなく、あくまで訴状にある原告作品群に対する複製行為の差し止め請求となる。損害賠償の請求は行われていないが、訴訟費用は被告の負担とする旨が訴状に記されている(訴訟物の価額が1120万円となっていることを付け加えておく)。 「対象となる作品は訴状にリストされたもので、すべてではないが、気持ちとしては作家についての全作品という認識」(同事案の弁護団の一人、久保利英
蔵書を裁断、スキャンしてユーザーが自ら電子化する「自炊」について、代行業者が行う場合は著作権法が認める私的複製の範囲を超えているとして、作家の東野圭吾さんら7人が12月20日、スキャン代行業者2社に対しスキャンの差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。 提訴に参加したのは東野さんや作家の浅田次郎さん、大沢在昌さん、林真理子さん、漫画家の永井豪さん、弘兼憲史さん、漫画原作者の武論尊さん。 訴えられたのは、愛宕(川崎市)が運営する「スキャンボックス」と、スキャン×BANK(東京都)が運営する「スキャン×BANK」。2社に対し、提訴した作家による作品のスキャンを行わないよう求めている。「違法行為であることを裁判所に認めてもらうのが目的」(弁護団)として損害賠償は求めていない。 今年9月、作家、漫画家ら122人と講談社など出版7社が代行業者約100社に対し、代行業者による自作の利用を許諾していな
「最近のBL小説って新顔少ないよねー」 そう? 「10年選手削ったら新刊半分位になるんじゃね?」 根拠は? 「勘」 ……。 「……。」 見える化しなさい。 「あい。」 というわけで電波の指令によりさくっと…やるつもりが3晩もかけてDBMS作っちまったよ! しかも、せっかくだから12月のデータ追加しようとしたところでデータ飛ばすし! バックアップ忘れてたよ!(←馬鹿) えー、というわけで、「BL小説の新人の少なさを、見える化しよう」という話です。 とりあえずBL新刊リストはこちらからゲット。 BL作品一覧 | BL情報サイト ちるちる んでAmazon先生からさくっとデータ補完して、さくっとデビュー年を割り出して……Amazon先生100件以降教えてくれないとか!! ベテランBL作家は100冊書くとかザラなのに!! 仕方ないので国立国会図書館サーチから著者名をキーに最古の本を……って納本状況
ここ最近のハリウッドのネタ切れぶりは誰の目にも明らかだが、一方ではそのおかげで小説やコミックを映画化する原作ブームが起きている。これは日本の原作本も例外ではない。しかし日本発といえば、すぐにアニメやコミックが思い浮かぶが、11月5日に公開されるジュリア・リー監督の「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」は川端康成の「眠れる美女」が原作。これと同様に、アニメやコミック以外で映画化が企画されている日本の原作本は他にもある。 【関連写真】フランス映画として蘇る、大江健三郎の芥川賞受賞作「飼育」ワールドプレミア 「スリーピング ビューティー/禁断の悦び」はノーベル文学賞作家、川端康成の「眠れる美女」を原作に「エンジェル ウォーズ」(11)でセーラー服姿を披露したエミリー・ブラウニングがヒロインを務める官能ミステリー。全裸で眠る若い女たちの傍らに寄り添い、それぞれに思いを巡らす老人たちを描いた
ゆうき まさみ @masyuuki 二次創作って楽しいよね。でも僕みたいにそこからスタートして、どういうわけかプロになって、ある程度名前が売れちゃうと、若い頃描いてたそれを単行本に収録する時、むしろ難しいことになっちゃうんだ。だから出版社の口車にうかうか乗らない方がいいぞ(笑) おーぐろ @ohgro @masyuuki 知人の漫画家の方でアニメのコミカライズやってたりゲーム系雑誌でゲームキャラの漫画描いてた方が居るんですが、版権の問題でコミックスが出ずにいろいろ大変だというコトを言ってました ゆうき まさみ @masyuuki 発表自体は承認された作品でもそういう事が起こりえますね。 RT @ohgro: @masyuuki 知人の漫画家の方でアニメのコミカライズやってたりゲーム系雑誌でゲームキャラの漫画描いてた方が居るんですが、版権の問題でコミックスが出ずにいろいろ大変だというコトを言
作家様・漫画家様・出版社様からの質問状について<公開回答> 自炊代行ドットコム 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか - 電子書籍情報が満載! eBook USER 書籍スキャン代行業者に質問状を出した作家・漫画家が自著を電子書籍関化しているか否かに関するリスト。 「電子書籍なし」の方で、ある場合はコメント欄などで教えて頂けると幸いです。 ○:電子書籍あり △:電子書籍はあるが十分でない。出版社などの関係で、既存作品の電子書籍化が未定など ▲:閲覧期間が設けられれいる電子書籍あり ×:電子書籍なし *PCあるいはスマートフォン、電子書籍端末で閲覧可能な電子書籍を中心にまとめた。携帯電話でのみ閲覧可能な電子書籍は除く。 *2011年9月6日時点 簡易まとめ ○:電子書籍あり 青木琴美、青山剛昌、赤川次郎、浅田次郎、浅田弘幸、あさのあつこ、安藤なつみ、いくえみ綾、池山
米国での電子書籍躍進と、印刷された書籍の衰退が報じられて久しい。実用上の観点からは、電子化すると多数の書籍を持ち歩け、検索が可能になり、保管場所と費用を節約できる、等のメリットが得られる。却って読みにくい、風情が無い等の意見も見られるが、流れは電子化に向かっているようである。 日本でも現在、電子書籍の普及は各社取り組んではいるものの、規格乱立等で利用が限られている。しかし電子化への需要は強いようで、電子書籍の紙の書籍をスキャンして電子化する、いわゆる「自炊」を代行する業者が多数設立され、サービスを競っている。 このような流れに対し、自炊代行は複製権侵害にあたるとして、出版社7社と作家・漫画家ら122人が代行業者約100社に質問状を送付し、回答を要求したとのこと。裁断してスキャンされた後の書籍が販売されるなど、一部での問題行為も指摘されている。しかし単に手持ち書籍を電子化したいだけのユーザー
作者“勝手な書籍電子化やめて” 9月6日 0時55分 電子書籍の愛好者の間で「自炊」と呼ばれている紙の本を電子化する作業を有料で代行する業者に対し、東野圭吾さんら国内の100人以上の有名作家や漫画家などが、作品を無断で電子化しないよう、業者に文書で通知しました。 紙の本を裁断して専用の機械で読み取り、電子化する作業は、電子書籍の愛好者の間で「自炊」と呼ばれ、去年から流行していますが、これを個人に代わって、有料で代行する業者が国内で急増しています。多くの業者は、1冊100円程度で電子化を代行することをインターネットなどで宣伝しており、国内では、およそ100の業者がいるとみられています。しかし、著作者に無許可で書籍の電子化を代行することは著作権法違反に当たるとして、5日、東野圭吾さんや浦沢直樹さんら有名作家や漫画家、120人余りと、講談社や集英社など大手出版社7社が、国内の電子化代行業者に対し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く