アニメビジネスの今 今や老若男女を問わず、愛されるようになったアニメーション。「日本のアニメーションは世界にも受け入れられている」と言われることもあるが、ビジネスとして健全な成功を収められている作品は決して多くない。この連載では現在のアニメビジネスについてデータをもとに分析し、持続可能なあるべき姿を探っていく。 マンガの神様と称されるだけでなく、日本のコンテンツビジネスの基礎を築いた手塚治虫。前回は手塚治虫の創作に影響を与えたと思われる諸環境について言及したが、今回はその資質について述べてみたい。 →「マンガ・アニメの“神様”――手塚治虫はどのようにして生まれたのか」 手塚にはその資質を表す、いくつかの“伝説”がある。手塚関係書籍から、その断片を挙げてみよう。 コンパスよりも正確に丸を描く 定規を使わず、枠線(コマの囲みの線)を正確に描く 絵コンテを描かず、しかも下書きなしでいきなりペン入
「あ~ぁ、せっかくの休みなのに、LINEばっかりやっていて誰とも喋ってない」…SNSを通じた知り合いは多いのに、実際に人に会って話す機会が少なくなっている現代、本を通じて人と人とがつながるイベント「ブクブク交換」が盛り上がっている。国内外25都市で開催されていて、本好きの間で話題の「ブクブク交換」について、発案者でプロデューサーのテリー植田さんにお話を伺った。 と、その前に、ブクブク交換とは何か、基本的な流れを簡単に紹介すると… ・それぞれ、人に紹介したいおすすめの本を持ち寄る ・参加者の前で、持参した本を選んだ理由、どこが面白かったか、その本にまつわるエピソードなどを紹介する ・全員による紹介が終わったところで、本の間に名刺(名前等がわかるカード)を挟んでおいて、テーブルに全ての本を並べる(この時、ヴィレッジヴァンガード風に手書きのPOPをつけておく) ・好きな本を持ってきた冊数だけ、持
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGR0400S_U3A200C1000000/ アングレームBD祭で『ドラゴンボール』が特別賞、という記事なのだが、 〈日本漫画などに影響を受けたフランス人が描くフランスの漫画は「バンド・デシネ」と呼ばれ、フランスの文化・芸術の一角を占めている。〉 とある。すごいね、どうも。 たしかに日本マンガに影響を受けたBDもあるし、日本やアジア、欧米各国のマンガの翻訳出版が、フランスのマンガ出版点数の半分を占めるといわれ、もっとも世界に開いた市場であることはたしかだが、アメリカン・コミックス、カートゥーン、日本のマンガ含めても、それらに影響を与えてきたのは、歴史的にはむしろ欧州のBDだといわれている。コミック・ストリップへの流れが19世紀前半スイスのテプフェールから始まるという最近のマンガ史でいえば、この記事は逆のように読める。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く