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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (165)

  • もう一つの訂正 - Apeman’s diary

    (ドレスデン爆撃の犠牲者数については、以前から約2万5千人とする説がありましたので「訂正」されたわけではないとも言えますが。) asahi.com 2010年3月19日 「「死の行進」写真説明を訂正 AP通信、65年前に配信」(魚拓) 【ニューヨーク=田中光】AP通信は18日、65年前に配信した第2次世界大戦時の写真について、「バターン死の行進」とあった写真説明を、「行進の後」と訂正した。生存者の証言がきっかけで調査が進み、歴史的な写真の訂正は珍しいという。 (後略) 写真というのは撮影時の状況がきちんと記録されていないと怖い資料だ、ということが改めてわかります。私も以前、上海での市街戦を撮影した写真を紹介する際に、うっかり「死体」と書いてしまい、後で「死亡しているとは限らない」ことに気づいて補足したことがあります。 他方で、この写真の誤りによって「バターン死の行進」の史実性はまったく揺る

    もう一つの訂正 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/22
    『ル・モンド紙が「原爆犠牲者のもの」として掲載した写真が実は関東大震災の被災者を写したものだと判明』『これによって広島への原爆投下が史実かどうか疑わしくなった、などと考える日本人はまずいない』
  • 捏造は否定派の「手法」の一つであること - Apeman’s diary

    私たちは普通、自分が読む文章の書き手を基的には信用するものです。もちろん、始めから批判が目的で読むような場合は別ですが、そうでないかぎり例えば引用がなされていてもいちいち原典にあたって引用の正確さを確認するようなことはしません。書き手の誠実さを(デフォルトでは)信頼していることやなるべく手間は省きたいということに加え、ちょっと調べられればすぐばれるようなインチキはしないだろう、と思うからです。しかしこの信頼(と時間の節約)を逆手にとってインチキをする輩がいます。原典の論旨を歪める恣意的な引用や、原文を歪める捏造というインチキです。以前に紹介した例では次のようなものがあります。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20081231/p2 数多くの資料を照らし合わせていけば南京事件の実在それ自体は疑う余地のないことなので、それを否定しようと思えばどうしたって捏造を含むイ

    捏造は否定派の「手法」の一つであること - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/22
    『ちょっと調べられればすぐばれるようなインチキはしないだろう、と思うから』<−ネットでこっち方面を見始めた当初、それを平然とやる人が結構いることに気がついて、椅子から落ちそうなくらい驚いたものでした。
  • 「南京映画祭」(大阪) - Apeman’s diary

    毎日jp 2010年3月18日 「南京映画祭:映像で知る「虐殺」 大阪・中央区のエルおおさかで21日 /大阪」 南京大虐殺をテーマにした日未公開のものを含む4の映像作品上映やドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」監督のトークなどがある「南京映画祭」が21日、大阪市中央区北浜東のエルおおさか南館ホールで開かれる。 昨年の12月13日に東京で行なわれた上映会ではプログラムに入っていた『チルドレン・オブ・ホァンシー』は上映されず、代わりに(?)江蘇テレビ局制作のドキュメンタリーがはいっているようです。 日でDVDが発売されそうな気配のないFlorian Gallenberger 監督の映画 John Rabe のDVDを Amazon.de でチェックしたら英語字幕がついているようなので、注文しました。陸川監督の『南京!南京!』も中国版DVDを注文しました(やはり英語字幕がついてい

    「南京映画祭」(大阪) - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/20
    新手のタイプ(かな?)。「無知を武器に万歳アタックをする人達」という呼称が某方より提唱されていたよーな。/『強姦は性欲解消以外の何物でもありませんよ』<−発言者は男性なのかな?
  • 大阪大空襲から65年 - Apeman’s diary

    65年前の今日、3月13日から14日にかけて行われた(第一次)大阪大空襲について、先週次のような報道がありました。 毎日jp 2010年3月6日 「大阪大空襲:標的は市民、「無差別爆撃」否定 在野研究者、米軍資料を分析」(魚拓) 1945年3月の大阪大空襲は米軍の無差別爆撃ではなく、住宅地を狙い撃ちにした住民標的爆撃だったことが、日の空襲史を研究する中山伊佐男さん(80)=東京都豊島区=の調査でわかった。従来は工場や住宅などを区別せず無差別に爆撃したため多数の非戦闘員が犠牲になったとされていたが、米軍資料を分析する中で、焼夷(しょうい)弾攻撃が有効な木造住宅の多い住宅地にのみ狙いを定めていたことが新たに判明した。大空襲から間もなく65年を迎えるのを前に、大阪地裁で審理が進む大阪空襲訴訟にも一石を投じることになりそうだ。【松泉】 (中略) 3月の大空襲で被災した地域は、住宅密集度が最も高

    大阪大空襲から65年 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/13
    被害証言などを記した各記事の魚拓。/『「当時、遊郭は各都市にあった。空襲で亡くなった女性はかなりの数に上るはずだが、人身売買を伴う遊郭関係者の口は重く、被災状況は今もほとんどわかっていない」』
  • 2010-03-09

    コメント欄でpipisanさんが紹介してくださっていますが、さる2月の名古屋市議会で共産党のわしの恵子市議が歴史認識に関する河村市長の見解をただす質問をしています。南京事件については日中双方に証言者がいることを指摘し、さらには1月に公表された「日中歴史共同研究」の報告書を引き合いに出しています。これに対して市長は正面から答えることなく、“私が間違っとると言われましたけど、共産党が間違っとるいう説も多い”“千歩譲ればあと50年経たないとあの戦争のことはわからない”(いずれも大意)といった答弁をし、自民党の市議団から支持の声を受けていました。安倍政権時代に決まったメンバーでの共同研究で虐殺、性暴力、略奪というの実在を認めたことをどう受け止めているのか聞きたいところですが、避けて通られてしまいました。 民主党がさっさと切っておくべきだった人材についてのニュースがもう一つ。こちらは掲示板でホドロフ

    2010-03-09
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/09
    民主党がさっさと切っておけばよかった二人についてまとめてブクマ。河村たかし・名古屋市長の市議会答弁と、藤田幸久・国際局長のWポスト紙での評価について。
  • 「検討を示唆」って、その通りじゃん - Apeman’s diary

    http://b.hatena.ne.jp/entry/www.47news.jp/CN/201003/CN2010030401000592.html 大島幹事長の火消しをうけて「共同の飛ばし」などとはしゃいでいる方々がいますが、改憲を目指す「論点整理」の「国民の義務」という項目の中で「民主主義国家における兵役義務の意味(中略)について、さらに詰めた検討を行う必要」があると書けば、「自民、徴兵制検討を示唆」とか「自民が「徴兵制」検討?」などと報じられて当然だろう。あらかじめ徴兵制を選択肢から排除するというのなら、「民主主義国家における兵役義務の意味」を検討することになんの意味があるの? 選択肢から排除しないというのであれば徴兵制を「検討」することにはなるわけでしょ? 自民党が党として徴兵制の導入など考えているわけではない、というのは大島幹事長の弁明通りだろうが、自民党憲法改正推進部のメン

    「検討を示唆」って、その通りじゃん - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/05
    徴○はしたいらしいし、「国民を甘やかしてはいけない」とかが発想の根元にあるようだし。
  • ブーメラン名人 - Apeman’s diary

    お手紙もらっちゃいましたよ。 http://gameover1001.wordpress.com/2010/02/28/apemanさんへの手紙/ めんどくさがって、まだ読んでないけどapeman送ってきたトラバの見出しを見ると、「昇一メソッドや七平メソッド」ちゅうふうに書いてあるのい。昇一、は渡部昇一、でしょうか。 必死の「読んでない」アピール。しかし読んでないのになんで私が関西在住だと知ってるのかw わっしはapemanの言うことがピンと来なかったのでしばらく考えてみましたが、「むかし」の日社会の「西洋一般」への反応を前提にしているのね。 んなもん、関係ねーだろw 「ゴボウのせいで処刑された日兵」だの「国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」などといったデタラメをまき散らしたことこそが問題の核心なんだよ。 わっしの

    ブーメラン名人 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/03/01
    <-言及先が
  • 悪あがきの見本 - Apeman’s diary

    七平メソッドや昇一メソッドを弄する輩に対しては容赦なく、がモットーなので。 http://gameover1001.wordpress.com/ いやぁ、笑えますね。厚かましくも「「岩川隆「神を信ぜず」立風書房(文庫はダメ)「末尾参考図書」に挙がっていると思うよ」などというヨタを吹いたエントリまでバックアップから復活させてます。 http://gameover1001.wordpress.com/2010/01/24/ヒラリー・クリントンの奇妙な提案/ トンズラした件についてのいいわけがこれ↓。 http://gameover1001.wordpress.com/2010/02/27/smackproof/ 悪あがきをすればするほど墓穴を掘る、ということをこれほどまでに体現したエントリというのはそうそうお目にかかれるものではない。突っ込みどころにすべて突っ込んだらほとんど一行ごとにコメント

    悪あがきの見本 - Apeman’s diary
  • 「説明」と責任 - Apeman’s diary

    ちょっと間があいてしまったが、先日のエントリで「別稿にて」と予告しておいた件について。 当該のエントリで『日中戦争の国際共同研究 2 日中戦争の軍事的展開』の「まえがき」から引用した文章の冒頭にある「そうした論争もあったにせよ」とは、具体的には台児庄の戦いの戦略的な効果や三光作戦の計画性(上級司令部レベルでの)などをめぐるものだったとされているが、それよりも一般的なレベルの問題として次のようなことが記されている。 (……)日中戦争の侵略性を否定する日人研究者はいなかったが、それでも、日軍の「蛮行」の理由を説明(弁明ではない)しようとすると、激しい批判が加えられた。 (vページ) むろんそのやりとりを目撃していない人間として無責任に想像するなら、「弁明ではない」と称してはいるがいかにも「弁明」じみたことを口にした日側参加者もいたんじゃないの? などと考えることも可能ではある。しかしより

    「説明」と責任 - Apeman’s diary
  • 訳の分からん訳注 - Apeman’s diary

    さんがこのところホメオパシーと陰謀論にどっぷり浸かった陸自の現役一佐の問題をとりあげておられるのはみなさんご存知の通り。 http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-800.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-802.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-809.html http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-810.html これらのうち三つ目のエントリで引用されている、問題の一佐の著書を紹介した次のような記述を読んであることを思い出した。 陸上自衛隊1佐、小平学校人事教育部長の池田整治氏は、「もし 各国が同じ装備なら、私は旧(日)軍も自衛隊も世界最強だと判断 している」と、著

    訳の分からん訳注 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/02/09
    国家機密漏洩罪に問われませんように…(ドキドキ)/ 『大量の技術的プロを養っておける、というのはとりもなおさず戦略的優位なのに』
  • 函館俘虜収容所第一分所事件 - Apeman’s diary

    大須賀・M・ウイリアム、『ある日系二世が見たBC級戦犯の裁判』、草思社 以前に言及したことはあるのだがとりあげそびれていた。著者は日系二世アメリカ人で、大戦中には陸軍情報部日語学校で訓練を受け、マニラを経て横浜に赴任。被告人弁護団の通訳官として二つのBC級戦犯裁判に関わる(三つ目の裁判には数日間だけ関わった)。 書で特に詳しく記述されているのは、函館俘虜収容所第一分所の分所長だったH少尉の裁判である。著者は死刑という量刑については不当なものと考えているし裁判の手続きについても(主として宣誓供述書の問題をとりあげて)批判的である一方、少尉が「俘虜収容所長〔ママ〕として十分に職責を果たしていたとか、無実の罪を着せられたというのは言い過ぎ」である、ともしている。 このH少尉については以前にとりあげた『北海道の捕虜収容所』に詳しい。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/

    函館俘虜収容所第一分所事件 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/02/06
    『「ゴボウを食べた俘虜が木の根を食べさせられたとして非難したという例」が記録に』『それらが裁判の争点の一つとなったであろうことを示すだけで、お灸やゴボウが有罪の原因となったことを示すわけではない』
  • 武士の情けで黙ってたんだけど、しかたない(追記あり) - Apeman’s diary

    「これはまたみごとな馬脚ですね」というエントリを書いた時点で、ガメ氏が「裁判記録」なんて読んでないことについては確信していたし、他方で万万が一出てくるならそれはそれで私にとって大歓迎なはなしなのであえて黙ってたことです。しかしああも根拠レスな憶測を自分のブログのコメント欄で垂れ流されたのではたまったものではない(実質を伴ったコメントならどんだけあっても大歓迎なんだけどね)。私にここまでさせたのは自分たちである、ってことをよく噛み締めるように>b:id:gouk、taroly のお二方。 「ごぼう」なひとびとのほうは、ブログ、読みました。 ドマジメなだけのひとなのかも知れないので、簡単に書いておきます。 プライベートモードのいちばん最後に出ていたメッセージ 「岩川隆「神を信ぜず」立風書房(文庫はダメ)「末尾参考図書」に挙がっていると思うよ。 あれは送ってもらえるんです。行かなくてもダイジョブ

    武士の情けで黙ってたんだけど、しかたない(追記あり) - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/01/29
    …このタグの出番になってしまって残念だ。
  • 日本のお家芸 - Apeman’s diary

    ……といえばなんだと思いますか、みなさん? 人んちの日記読みに行って個人的な感想を指摘して 史実に即していない表現をしているってDISるってのは 日のお家芸だとは思うが、 (http://gattee.net/talk/201001/201001100.html) なんだそーですよ! すげーな。感動でことばを失ってしまいそうだ。「日のお家芸」なんだから私こそは真性日人であって、私のような人間を「反日サヨク」などと言ってる連中の方が大和魂のない非国民、ってことですねw ただまあ、表現をしていない、と指摘するのならともかく 頭ごなしに嘘つきやーい とか言うのはどうなんだと思うけど。 まだこんなこと言ってるよ! 俺が最初にどう書いたかはちゃんと明らかにしただろ? 「頭ごなしに嘘つきやーい とか言う」というのは一体どれを指していってるんだよ! それとも「これが私の主観だから、事実なんて関係な

    日本のお家芸 - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/01/28
    引用されているコメント等を書いている人の文章が、(個々の短文の意味はともかく、全体として)何を書いているのか解らない。。。
  • 「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary

    サブタイトルは「事実に対するシニシズム」 >b:id:gouk cf. http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100126 , http://b.hatena.ne.jp/gouk/20100127 , http://gattee.net/talk/201001/201001post-89.html まずはじめに。私たちは通常ひとの言うことをいちいち眉に唾つけるような態度で聞くわけではないし、また関心事は人それぞれ、同じひとでも文脈によりそれぞれであるわけだから、「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」だとか、“ゴボウをべさせただけで死刑になった日兵がいる”といった記述をついついスルーしてしまうことがあるのはまあやむを得ないことであります。 そうはいっても、特に“ゴボウをべさせただけで死

    「事実であろうと、なかろうと」 - Apeman’s diary
  • ほんとうに水伝擁護論と同じだった! - Apeman’s diary

    http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Apeman/20100125/p1 gouk id:y_arim氏 更に言うとそれ読んでガメさんが勝手に日兵の心を妄想したことについては、私はそりゃガメさんの受け取り方の問題で真偽は関係ないと思うよ。そんな妄想されて不愉快だって人がいるのも別に構わんし 2010/01/26 http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kamayan/20100126%231264440843 gouk id:Wallerstein氏情報ありがとう。要は牛蒡だけが死刑を決めたように読めたのが気に入らないのね?心動かされたポイントだけを抜粋して個人ブログに書くのの何が悪いかわからんが→http:/

    ほんとうに水伝擁護論と同じだった! - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/01/27
    溜息が出る。「裁判記録を読んでいると」という話だったのだから、個人ブログだからOKという話にはならない。
  • これはまたみごとな馬脚ですね(追記あり) - Apeman’s diary

    関連エントリ:http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100122/p1 ガメ・オベールの日語練習帳iii-大庭亀夫の生活と意見 「ヒラリー・クリントンの奇妙な提案」 こんな↑タイトルのエントリが私に関係あるとは思わないじゃないですか。てっきり「裁判記録」の件にせよ靖国問題矮小化の件にせよだんまりを決め込むんだろうと思ってたからスルーしてたんですが、その後「念のため」と思ってスクロールして行ったらびっくりしましたよ。あわよくば「常連読者の目には留まるが、Apemanは気づかない」ですむと思ったのかな。それとも古いだからどうせ手に入るまいと高をくくったのか。まあ、世の中そう甘くないんだけどね。 なお、靖国問題矮小化の件は完全スルー。「ついでに国民のほうは「隣の国がうるせーで、あの死んだにーさんたちが集まってる神社はなかったことにすべ」とゆいだした」などと抜かすやつに

    これはまたみごとな馬脚ですね(追記あり) - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/01/25
    歴史学の専門家じゃないらしいことは、エントリを注意深く読んでいれば察しは付くと思うんだけどなぁ。。。
  • 「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary

    関連エントリ http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060828/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060901/p2 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060907/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20071227/p1 こちらにコメントしたのだが後述するような事情で掲載される見込みがないのでエントリを立てることにした。直接問題にしたのはここでの gameover1001氏の次のような記述だ。 戦後の日人BC級戦犯の裁判記録を読んでいると、こういう些細な誤解が時にいかに重大な結果を引き起こすか、よくわかります。 わっしは、「死の行進」で弱りきったアメリカ兵になけなしのキンピラゴボウを分け与えたせいで戦犯として死刑を言い渡された日兵のところまで読んで活字が涙でにじんで読

    「ゴボウ」伝説、再び - Apeman’s diary
  • 「障害者たちの戦争」ほか - Apeman’s diary

    今年もHDDレコーダーにたくさんの番組を残したまま年を越すことになりそうです。 12月6日に放映されたETV特集「障害者たちの戦争」を見ました。内容を箇条書きでまとめると…… (1)兵役が「国民の義務」であった時代における障害者の社会的地位 (2)戦争が長期化するにつれて行なわれるようになった障害者の軍事的動員。軍需工場だけでなく前線にも(防空監視員、マッサージ師などとして)。 (3)国民優生法に代表される排除政策。配給を十分受けられなかった精神病院で多数の栄養失調死。 (4)「傷痍軍人」の増加を契機に障害者の地位を向上させようとした運動の挫折。 (5)これまでの研究の不十分さ。 といった具合です。 (5)については、木塚康宏(日ライトハウス理事長)・岸博実(京都府立盲学校教諭)・吉田裕の3氏をゲストとした座談会の中で、(1)点字や手話により戦争体験を語る試みはあったが、社会全体には伝わ

    「障害者たちの戦争」ほか - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2010/01/05
    『(1)点字や手話により戦争体験を語る試みはあったが、社会全体には伝わらなかった、(2)健常者である研究者の問題意識の狭さ(略)、(3)(略)自分自身がおかれている状況を把握するにもハンディがある』
  • 旧日本軍兵士による戦時性暴力の解釈 - Apeman’s diary

    http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/1366558/ 上記↑エントリについて id:y_arim から idコールを貰って、こう言われたんだけど…… GHQによる占領中、中途半端に「東アジアにおける共産化への防波堤」として西側に拾い上げられたことが、戦後にねじくれた意識を醸成したのではないかとは思っている。これはid:Apemanの参戦に期待すべきか……。 「参戦」ってのはコメント欄に、ってことかな? いちおう iza! のアカウントはとってもいるんだけど、なかなか構図がややこしいので(南京攻略戦参戦者にはなしを聞いたことがあって「南京事件は幻だったというつもりはまったくない」と言っているブログ主も「情報戦」脳だし)よく考えたうえでなければ……。ただ、『南京 引き裂かれた記憶』についての次のような記述についてはたまたま、近いうちにとりあげようと思っ

    旧日本軍兵士による戦時性暴力の解釈 - Apeman’s diary
  • 予想された判決、ではあるが…… - Apeman’s diary

    asahi.com 2009年12月14日 「東京大空襲訴訟、請求を棄却 東京地裁「救済は立法で」」(魚拓) (……) 判決は「戦争被害者に対する救済問題は、様々な政治的な配慮に基づき、立法を通じて解決すべき問題だ」と指摘し、国に法的な救済義務はないとの判断を示した。ただ、「一般被害者に対しても旧軍人らと同様に、救済を与えることが国の義務であったとの原告の主張も心情的に理解できないわけではない」と述べて原告側に配慮を示した。 また、原告側は被害者の実態調査や死亡者の埋葬などを国が行っていないことも違法だと訴えていた。この点について判決は国に法的な義務はないと退けつつも、「戦争被害を記憶にとどめ、語り継いでいくためにも、できる限り配慮することは国家の道義的義務だといえる」と述べた。 日経新聞の記事を読みあわせると判決理由がもう少しわかりやすくなる。 NIKKEI NET 2009年12月14

    予想された判決、ではあるが…… - Apeman’s diary
    felis_azuri
    felis_azuri 2009/12/15
    『一番問われねばならないのが有権者の不作為であることは言うまでもない』