今回の「M高史の陸上まるかじり」は専修大学・木村暁仁(あきひと)選手(2年、佐久長聖)のお話です。高校時代は全国高校駅伝(都大路)6区3位、都道府県駅伝では長野県チームの優勝にも貢献しました。専修大学では一昨年、1年生ながら箱根駅伝予選会でチームトップとなり、7年ぶり69回目の出場に大きく貢献。今年の箱根駅伝では高速レースとなった1区で区間4位の好走を見せました。 けがを乗り越えて全国でも活躍 長野県出身の木村暁仁選手。小学校の頃は地元でミニバスのチームに入っていて、当時から走ることにも自信がありました。中学では陸上部の顧問の先生のお誘いもあり、陸上部に入部。 女鳥羽(めとば)中学では2年生までは全国規模の大会に出られなかったそうですが、3年生になると転機が。「都道府県対抗男子駅伝に向けた育成の練習会で、スタッフの先生に声をかけていただいたんです」。そこからは先生と二人三脚。飛躍のきっかけ