たまたまこの記事を読んで、いま読み進めている本とリンクして膝を打った。 ジブリが「調べるよりも記憶」を大切にする理由 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 ジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんは長年仕事を教えた弟子の小川さんに、その日、鈴木さんが話したことをすべて記録してメールするように指示したという。それは3年続いたそうだ。また、会議では話すよりも人の発言や様子を記録することに徹しろと言ったそうだ。発言しようとすると会議の中身や流れを把握できなくなるから、というのが意図だという。どれもなるほどの話。 鈴木さんによれば宮崎駿さんは、自分が気になったものをとにかく記憶したそうだ。建物を見たらその細部まで時間をかけて覚え、その記憶を元に絵を描いたとのこと。記憶からは必ず7割ぐらいが消えて、3割だけが残る。そこからオリジナリティが生まれる。だから良いものを徹底的に覚え、忘れ