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ブックマーク / mediologic.com (21)

  • 日本の「コンテンツマーケティング」ブームに思うこと

    なんとなく業界市民権を得てきた「コンテンツマーケティング」。 「コンテンツマーケティングマーケティングEXPO」なんていう、流れに乗っかったイベントなんかもやられているけれども、行ってみたら「うちはコンテンツ何を月いくらいくらで作りますよ!」なんていう”SEO事業者”が”コンテンツ制作者”のふりをした出展者や、SEOツールみたいなのばかり。 そう、日で言われてる「コンテンツマーケティング」って、幾つかの事業者の言ってる定義をちゃんと業界メディア側が検証せずに拡めてしまった感もあると思うんだよね。メディア側は、もっと海外の情報などももとに比較して検証して欲しいものなんだけど(でないと、こういうこと書く僕だけがなぜか正しいこといっても悪者にされてしまうので)。 結局のところ、今、日で言われてる「コンテンツマーケティング」って、実はHubSpotのインバウンドマーケティングの一部コピー。某

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    fm315 2015/10/27
  • 知らぬ間に歌舞伎町のホスト業界がインバウンドマーケティング化していた。

    ※上記スクリーンショットは、「ネオホスxSNAP」より どうも仕事柄、何を見てもマーケティングや広告、事業開発の話として見てしまう癖があるらしい。。。 たまたま YouTube を見ていて、歌舞伎町のホスト業界が、「ネオホス」という新しいタイプのホスト形態に移行しているという内容の動画を見た。 その中で、従来のホストと新しいホストの比較として色々紹介されてるのだが、これがどうも「アウトバウンドマーケティング」と「インバウンドマーケティング」の比較のようで、非常に面白い。 上の動画の中で紹介されているように、「従来型ホスト」はよく知られるようにヘアスタイルは「スジ盛り」で黒服が定番。昔は”営業”は電話、今はLINEなどのSNSでコミュニケーションを切らさないようにマメにメッセージを送る。 一方「ネオホス」は、自由な私服、そして営業は、雑誌でモデルを務める、プロモーションビデオを作る、など。

    知らぬ間に歌舞伎町のホスト業界がインバウンドマーケティング化していた。
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    fm315 2015/09/14
  • コンテンツマーケティング界のカリスマ Joe Pulizzi の新刊が、いろんな意味で気になる。

    このである。非常に面白そうである。予約して発売日にkindleで即DL決定。 そしてこれ、9月8日発売。 この発売日、非常に意味深なのだ実は。 さて、米国でも Content marketing派とInbound marketing派のような争い、というか、空中戦がずっと続いており、HubSpotなどのInbound marketing派からすると、「コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングの一部」だし、JoeたちContent marketing派からすると「インバウンドマーケティングだけでいいの?コンテンツマーケティングはもっと幅広いよ!」なんて言い合っている。 例えば、Joe自身は次のような文章を残しており、このあとも昨年の末ぐらいにHubSpot側から出た「Content mktg vs. Inbound mktg」的記事に憤慨していた。 The 7 Business

    コンテンツマーケティング界のカリスマ Joe Pulizzi の新刊が、いろんな意味で気になる。
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    fm315 2015/09/01
  • 海外に出て活躍することが、本当に日本人がグローバルに活躍するということなのだろうか? | > mediologic

    グローバルで活躍する日人マーケターを育成しよう!というスローガンほど、ガラパゴスなものはない。そう2−3年前から思い始めていた。 すでに日は世界と接続しているし、見えてないだけかもしれないが、すでに活躍している日人は多くいる。 上記のようなスローガンの裏には、そうした「海外で活躍している日人」のイメージがあり、それこそが「グローバルで活躍する日人」だとする思考があるように思う。 だが、広告・マーケティング業界に関して言えば、長きに渡って、世界2位・3位のサイズの市場だということは世界的に知られているのであり、かつ、一方で世界的に見てもエントリーが難しい市場だということも知られている。 それゆえに世界と接続したビジネスを日で成功させると、それを世界はリスペクトしてくる。 つまり、海外に出て行くことだけが「日人が世界で活躍すること」なのではない。 日市場の難しさゆえに、海外

  • Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか? | mediologic

    mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 おはようございます。 Self-educating buyersという言葉を聞いたことはありますでしょうか? 米国のマーケティングエージェンシーのファンダーであるTom Martinが、「今の時代はお客さんを教育し、説得する時代ではなく、お客さん側が購買前に自らを教育し、学んでいくのだ」ということを1ワードで表した言葉です。 二年前に彼が”Invisilble Sales”というを出す直前に偶然あるカンファレンスで知り合い、その時に彼から直接聞いた言葉なのですが、時代を的確に表現していると思います。 なので最近のセミナーでは、かならずといっていいほど使ってる言葉です。 ちなみに彼は別の表現も使っていて、それは”Aikido Selling”という言葉。他のMartial Art

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    fm315 2015/05/14
  • 米国では、昨年、モバイル広告がPCインターネット広告を抜いたらしい。 | mediologic

    2014年のネット広告費は前年比で16%の伸び。 金額にすると495億ドル(ほぼ6兆円)の市場になっている。 初めて、モバイル広告がバナー広告の売上を超えた。 モバイル広告の伸び率は76%で、125億ドル市場(約1.5兆円)となっている PCの検索連動型広告は相変わらずシェアは大きいが、市場シェアは43%から38%に落ちている。 ここで言うモバイル広告には、「検索」「ディスプレイ」「その他」の3つが含まれており、それぞれ48%、49%、4%となっている。 動画広告は未だに二桁台の伸び率ではあるが、全体の7%にとどまっている。 地上波テレビ、ケーブルテレビをそれぞれ単体で見ると、インターネット広告はそれらの広告費を超えているが、その両者を足し上げた広告費657億ドルにはまだ届いてない。※地上波テレビの広告は2011年、ケーブルテレビの広告は2013年にインターネット広告費に抜かされている。

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    fm315 2015/04/28
  • 世界の広告費を比較できる、データ好きにはたまらないツールの紹介(と、そこから考えなければならないこと | mediologic

    mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 今の世界の広告費がどのようなランキングになっているのか? 例えばアジア圏だけで比較すると? などといったことがわかるツールを eMarketerが提供している。 → Worldwide Ad Spending | eMarketer. 22カ国に限られるものの、このツールを使えば、例えば日中国韓国/インドネシア/インドといった五カ国の比較も可能で、以下の様なデータを見ることができる。 例えば、上記五カ国の総広告費ランキング、デジタル広告費ランキング、モバイル広告費ランキングがこちら。 以下のチャートは、チャネル別の広告費比率を国別にパイチャートにしたもの。 こちらは、今後の伸び率を2018年まで Year by Year で見ることができるツールで、どの国ではいつごろどのチ

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    fm315 2015/04/25
  • 日本の戦略PR界隈が面白いのと出版PRと、真面目に学びたい人のためのおまけ。 | mediologic

    今朝、アドタイに次のような記事が出ていて業界内の一部で話題です。 →戦略PRは終わりました。 ※件に関しましては片岡英彦さんも文章を書かれてますので合わせてお読みください。 →「戦略PRは終わりました。」と言わないための戦略PR 戦略PRという言葉の雄でもあったインテグレートの藤田さんが、転向をしたのか、あるいは「戦略PR」という言葉を使ってビジネスをしていくが厳しくなったのかはよくわかりませんが、おお、終わらせてしまうのね、と。 一部では、「そもそも始まっていたのか?」とか「またポジショントークかよ」とかいう意見も見られますが、結局は、近々『リアルマーケティング』というを宣伝会議から出版されるので、その宣伝も兼ねての文章なのではあるでしょうが。 ところで、宣伝会議では通称「カスタム出版」と呼ばれる、お金を出せばを出版させてくれる、半分自費出版なようなものも手がけており、今回四回

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    fm315 2015/04/25
  • コンビニドーナツ戦争から考える、パッケージの重要性 | mediologic

    mediologic 広告、メディアやマーケティングの話題を中心に雑文を書いてます。最も古い記事は1996年。 しばらく前のエントリーでも書いた(”競争は価格だけで起こっているのではない。消費者が買うのは「商品」では、ない。“が、コンビニ界隈でドーナツ戦争が巻き起こってるのは知られているだろう。すでにべてみた人も少なくないかもしれない。 非常にニュースになっている試みではあるものの、いくつか残念だなあと思うことがある。 例えば、某所の*ーソンではチョコレートのコーティングがひび割れたドーナツがショーケースに飾ってあったり、*ブン*レブンのある店舗では、客にも見える状態でドーナツ購入者に対する手書きの接客TIPSが貼ってあったり、色々と現場のオペレーションが回ってない状態なのだろう。 ※あ、ちなみに手に入るものについてはどちらについても全種類べました。いまのところ*ブン*レブンの「きなこ

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    fm315 2015/04/18
  • Media Extensionという言葉の真意を正しく言うなら、Media Juggling と名づけたい | mediologic

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    fm315 2015/03/04
  • 進む交通機関での無線LANサービス | mediologic

    mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 都営バス、12月20日から車内で無料無線LANサービス提供予定 – ガジェット速報. というニュースが。 すでにスマフォを持っている人が多いからいらないんじゃん?しかもLTEや4Gだし。 って思うことがあるかもしれないけれども、データ量の上限が気になったりする人や、タブレットを使いたい人、海外からの旅行客には非常に便利。 今後、円安、オリンピックなどで増えるだろうと考えられてる海外旅行客も視野に入ってるのでしょうか。 公共交通機関での無線LANサービスといえば、新幹線や成田エクスプレスでは早くから導入されてるものの、有料だし、遅い。ほんと遅い。 東京メトロ(営団)では、”実験中”としながら「MANTA

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    fm315 2013/11/26
  • 人々がつながるためのマーケティング〜Tribal Marketing 再考 | mediologic

    mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu “tribe”とは、血縁地縁などでつながる「部族」のことを指す言葉だったけれでも、今から10年ぐらい前に、いわゆるデモグラフィックなターゲットセグメントからの脱却として、ある趣味、興味関心で集まる人々の集まりを表す言葉としてマーケティングの世界に使われるようになった。日では「トライバルメディアハウス」という社名としてぐらいしか知られてないだろうが、海外では Omnicom Group の DDB は早くから、”Tribal DDB”というデザインとインタラクティブの領域に特化したエージェンシーを作っていたり、一定の理解を得られている言葉である。 この tribe というのは次の2つのポイントで、現在の

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    fm315 2013/11/21
    “それに対し、これからのマーケティングは、人々がどのように生活をよくしていくのか、そのためのものでなければならない。”
  • SEOmozから”SEO”が取れました。〜インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティングの潮流 | mediologic

    Post navigation ← Previous SEOmozから”SEO”が取れました。〜インバウンドマーケティング/コンテンツマーケティングの潮流 SEO、いやオンラインマーケティング業界では知らなかったらモグリの、SEO情報サイトから始まった“SEOmoz”が、”SEO”の部分を取り、“moz”というサイト&サービスになりました。 カンヌ国際広告祭から「広告」という文字が省かれた、という経緯が広告業界では衝撃的なニュースとしてこの2年前後で話題になったわけですが、”SEOmoz”が”SEO”をとったのも、カンヌが「もう広告って言葉だけで語れなくなったよね」となったのと同様、「SEOって言葉だけで語れなくなったよね」ということなのでしょう。 実際、SEOmoz改めmozのCEOである、Rand Fishkinは、”SEO is bigger than just SEO”だとか、SE

  • ネット広告代理店の人々が“普通”の広告費を理解できない理由 | mediologic

    mediologic my thoughts on media/communication/marketing and everyday life. Search Primary menu 色々仕事をしていくうちに、ネット系広告代理店の人々はなぜ「獲得系」しか理解できないか、ようやく一つの答えが出た。 それは、取引のある広告主がいわゆる「コンバージョン系」「獲得系」の広告主だったり、そういう部署だったりするから(場合によっては広告費じゃなく販促費だったりする)。 なので、ネット系広告代理店に渡される予算が結局は、 (一人当たりの獲得コスト)x(人数)=広告費 となっており、 一方、普通の広告費は、 (目標売上)ー{(各種コスト)+(利益)}=広告費 として算出されてるのであって、こうした広告主においては、「広告費」というコストにおいて、認知や理解なども含めて複数の目標項目をいかにアップさせ

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    fm315 2013/04/28
  • コミュニティは、企業が運営する時代ではなくユーザー自身がつくる時代、に合わせてデザインされてるサイト | mediologic

    でもファンの多いキャロウェイゴルフのサイトが時代に合った感じになっているので注目しておきたい。 ■Callaway Golf – Golf Company | Golf Equipment | Golf Clubs. ページ下部の部分に注目。 facebook, Twitter, YouTube, Pinterest, Instagram からフィードされたコンテンツが並んでいるが、このようにソーシャルメディア上に流したコンテンツを自社サイトにも取り込んでいる事例はありそうでない。 きっとその背景には、「ソーシャルメディアはそこでコミュニティを作るためのもの」だとか、「ソーシャルメディアからサイトへのトラフィックを得たい」と考えてるからではないだろうか。 キャロウェイの場合、このソーシャルメディア上のコンテンツをフィードしている部分のことを「コミュニティ」と呼んでいる。これまでオンラ

  • エコシステムがどうなってるか、という視点で広告ビジネスを考えようよ。 at mediologic

    my thoughts about media/communication and everyday life.ソニー、ブランディング目的のネット広告で戦略転換 日経デジタルマーケティング. この記事が話題なので。 DSP・オーディエンスターゲティングで枠を買うようになると、メディアの価値はどうでもよくなってしまうので、結果として広告枠の単価を下げざるを得ないことになって、媒体側は大変になってしまうというシナリオもありうるわけで。メディア側はオーダーに対して閾値を自社メディアの価値を既存しない範囲で設定し安いものについては拒否する、あるいは、売れない枠/売れ残り枠についてはオープンにしてしまってインベントリのセルスルーを上げる、ということをしなくちゃいけないので、SSP側が結構重要なんだよな。 そのへんについては記事も少ないし、そのためそのことを理解してない人が多いから、広告主側の動きばか

  • ファッションブランドのサイトにはPinterestが合うよね〜と、法的問題。 at mediologic

    my thoughts about media/communication and everyday life.香港に拠点を置くリシュモングループのブランド『上海灘』のサイトを見ていると、ちゃんと Pinterest対応がされていたので、ちょっとメモ程度に説明を。 ■上海灘 SHANGHAI TANG  http://www.shanghaitang.com/  以下のようにそれぞれのアイテム写真を大きくすると、左隅に「Pin」ボタンが出てきて、それをクリックすると自分のボードにその写真を貼ることができるようになっている。 こうした Pinterest 対応はいろんなところで言われているが、一方で Pinterest は legal issue があるという見解も多い。 ■ Pinterest and legal issues しかし、上記の上海灘の例のように”公式”に、[Pin]ボタンを

  • Why did I pick up “Inbound marketing” ? at mediologic

    my thoughts about media/communication and everyday life.I wrote this article here because this is my personal view, not a company’s official opinion. When I was in Google, I often visited advertisers with agencies to introduce new products or to plan their campaigns. At some meeting, I felt trouble with discussion with advertisers and agency guys when they argued how to increase “conversion” on s

  • facebookページで集めた「ファン」がすなわち目指すべきターゲットユーザーなのかどうかは悩むところ。 at mediologic

    my thoughts about media/communication and everyday life.上原仁氏率いるマイネット・ジャパンさんのブログ『ソシャマノート』より。 同ブログはマーケティングや広告のことを知らないがゆえに誤った記事を書くこともあるものの、ソーシャルメディアベーシックスという程度には非常に良質な記事を出してます(誤った時には厳しいツッコミいれてますが)。 さて、 超簡単!Facebookページ投稿を分析・改善してエンゲージメントを高めよう! | ソシャマノート 楽しいマーケティングのタネ. という記事がありました。 非常にbasicな運用、PDCAとしてはわかるんだけど、「診断アプリ」で「ファン」を集め「ファン」を「維持する」ことがすなわちターゲットユーザーを集めることなのか、どうか、については常々疑問です。まぁ、現在のところ1000万人と言われる規模のfa

  • “フェイスブックマーケティング”の真実:やっぱりフェイスブックの「ファン」はブランドの本当の「ファン」ではない? at mediologic

    my thoughts about media/communication and everyday life.Study: Only 1% of Facebook 'Fans' Engage With Brands | Digital – Advertising Age. Slightly more than 1% of fans of the biggest brands on Facebook are actually engaging with the brands ブランドに実際エンゲージメントしているfacebook上のファンは、ほんの1%ちょっとしかいない。 ブランドについてなんらかのアクションを起こしているのは、たった1.3%の「ファン」だけ、というオーストラリアのシンクタンクの調査。エンゲージメントの評価指標は”PTAT:Peope Talking About This