九州ほどの国土に約580万人が暮らし、農畜産業が盛んなデンマーク。その一方で、社会のデジタル・トランスフォーメーション(DX)化がとても進んでいる国でもある。国連経済社会局(UNDESA)や早稲田大の電子政府ランキングなど、各種の調査で世界首位を独走する。DX化が国民に受け入れられている秘訣はどこにあるのだろうか。デジタル政府相兼ジェンダー平等相のマリー・ビエア氏が来日した際に、東京都内でインタビューした。 【写真】民間から飛び込んだ省庁「DX人材」の本音 やりがい、困難、次のキャリア ビエア氏はコペンハーゲン大を卒業後、外国での弁護士勤務を経て、物心ついた頃から関心を抱いていた政治の世界に飛び込んだ。取材した当時は37歳。その若さで閣僚に抜てきされた。デジタル化に対するビジョンや必要な政府の取り組みを聞くと、納得のいく答えが返ってきた。(共同通信=田井誠) ▽DX推進で必要なのは… 「デ
経済部・流通担当 片山桂子記者 「今回は自身が代表を務めるファーストリテイリング財団の理事長として私たちのインタビューに応じました」 「財団の活動のひとつとして、バングラデシュにあるアジア女子大学の支援を行っています。貧困層や難民の女性たちに高等教育を提供するため、2008年に開学したんですけれども、卒業生の多くはオックスフォード大学だとか、コロンビア大学、パリ政治学院などに進学したり、政府系団体、世界銀行、WHO、グローバル企業などで活躍していますが、残念ながら現在日本で働いている卒業生は1人もいないんだとか」 経済部・財界担当 城間将太記者 「彼女たちはあまり日本を魅力的な働き先だとは考えてないんですかね」 片山記者 「柳井さんが抱いていたのは、日本の国力衰退への危機感でした」 ◇ ファーストリテイリング財団 柳井正理事長 「日本の場合、残念ながらこの30年間成長していなくて、『日本一
GitHubは、セキュリティ機能群である「GitHub Advanced Security」において、コードの脆弱性発見後に修正コードを提案してくれる「Copilot Autofix」機能の一般提供を開始した。 【もっと写真を見る】 GitHubは、2024年8月14日(米国時間)、セキュリティ機能群である「GitHub Advanced Security(GHAS)」において、コードの脆弱性発見後に修正コードを提案してくれる「Copilot Autofix」機能の一般提供を開始した。同機能は、2023年11月の発表にあわせてプレビューが開始され、2024年3月にパブリックベータに進んでいた。 Copilot Autofixは、CodeQLの機能で発見されたクロスサイトスクリプティング(XSS)やSQLインジェクションなどの潜在的な脆弱性に対して、修正コードを生成して提案してくれる機能だ。
グーグルが8月8日(現地時間)、大規模言語モデル(LLM)「Gemini 1.5 Flash」利用料金の大幅値下げを発表した。入力トークンの価格を78%、出力トークンの価格を71%引き下げる。新料金は8月12日から適用される。 グーグルが8月8日(現地時間)、大規模言語モデル(LLM)「Gemini 1.5 Flash」利用料金の大幅値下げを発表した。入力トークンの価格を78%、出力トークンの価格を71%引き下げる。新料金は8月12日から適用される。 Gemini 1.5 Flashは、高速で効率的な処理が可能なモデル。特に要約、分類、マルチモーダル理解などの高負荷・低遅延のタスクに適している。100万トークンという長大なコンテキストウィンドウを持ち、テキスト、画像、音声、動画などのマルチモーダルデータを処理できるのが特徴。 今回の値下げにより、Gemini 1.5 Flashの入力トーク
クラウドプロバイダー別の世界市場シェア推移(2023年末時点)。アマゾンのAWSはトップを走る(データ出典:Synergy Research Group) 業界を問わず多くの企業が生成AIのビジネス活用に着手している。クラウドサービス世界最大手AWSのストラテジスト 兼 エバンジェリストが、生成AI活用における課題とその解決策を提示。また、現在の「生成AIブーム」が、四半世紀前のドットコムバブル(ITバブル)と同じ末路をたどらないために必要なものとは何かについても言及した。 【詳細な図や写真】生成AIがもたらすビジネス価値(出典:ジャン氏の講演を基に作成) クラウド世界トップシェアのAWSが語る生成AI「4つの価値」1ページ目を1分でまとめた動画 AWSは世界のクラウドサービス提供でシェア1位を誇る巨大プラットフォームだ。 クラウドサービスはアマゾン(AWS)、マイクロソフト(Azure)
グーグルが開発中の次世代大規模言語モデル(LLM)「Gemini-1.5-Pro-Exp-0801」が、モデルの性能を評価するベンチマークサイト「Chatbot Arena」2024年7月31日付けランキングで1位になっていたことがわかった。 【もっと写真を見る】 グーグルが開発中の次世代大規模言語モデル(LLM)「Gemini-1.5-Pro-Exp-0801」が、モデルの性能を評価するベンチマークサイト「Chatbot Arena」2024年7月31日付けランキングで1位になっていたことがわかった。 Chatbot Arenaのランキングは、1000万人以上の人間によるLLMのペアワイズ比較データ(LLMの性能を評価するためのデータセット)を収集し、各LLMを順位付けしたもの。同日のランキングでは新モデルの「Gemini-1.5-Pro-Exp-0801」が、OpenAIの「GPT-4
Google Cloudは2024年8月2日、データベースやデータレイクハウス、アナリティクス、AI/ML、BIといった同社“Data Cloud”領域のサービスについて、多数の新発表を行った。 【もっと写真を見る】 Google Cloudは2024年8月2日、データベースやデータレイクハウス、アナリティクス、AI/ML、BIといった同社“Data Cloud”領域のサービスについて、多数の新発表を行った。 メディア向けの説明会では、AIおよびデータ分析関連の新発表をプラットフォーム&テクニカル インフラストラクチャ VP兼GMのブラッド・カルダー氏が、データベース関連の新発表をデータベース VP兼GMのアンディ・ガットマンズ氏が、それぞれ紹介した。 本記事では「生成AI」「モダナイズ」「開発者」という3分類で、主な新発表をまとめる。なお、今回の新発表には一般提供開始(GA)となったもの
民間企業にネット空間の脅威に対する危機意識を高めてもらおうと、県警が企業対抗のセキュリティコンテストを開きました。 この「サイバーセキュリティコンテスト」は民間企業にネット空間の脅威への危機意識を高めてもらおうと県警が開いたものです。 今回は県内に本社や事業所を置く11社と2団体からおよそ30人が参加しサイバー空間の脅威への対処に関する専門的知識や技能を競います。参加者らはサイバー攻撃を受けた際の対応をはじめとする、実戦形式の問題に挑戦。 実際に起こり得うるトラブルにチームで協力しながら解答していきました。 県警 生活安全部サイバー犯罪対策課・井口慎一郎さん 「OSやバージョンを最新のものにすることが大事になる。常に最新の状態を保つことでいろいろなリスクを低減させることができるので、ぜひ気を付けていただきたいと思います」
Google Cloudは、生成AI機能を同社のBIツールに組み込んだ「Gemini in Looker」において、2つのプレビュー機能を開始している。 Google Cloudは、生成AI機能を同社のBIツールに組み込んだ「Gemini in Looker」において、2つのプレビュー機能を開始している。いずれもLooker Studio Proで使用できる。 ひとつは、「スライドの自動生成」で、レポートからプレゼンスライド(Google スライド)を数秒で作成してくれる。Looker Studio Proのレポートを開き、Geminiのサイドパネルから「スライド生成(Generate Slides)」のボタンを選択するだけ。Googleの生成AIであるGeminiが、BIツールから苦労してデータや画像を映す作業を代行してくれる。 2つ目は、「数式アシスタント」で、自然言語を介して、独自の
「Claude 3.5 Sonnet(クロード)」が発表されて特に話題になった機能が「Artifacts」です。 Claude 3.5 SonnetでWord企画書をブラッシュアップ|ウィンドウの切り替えがいらないって快適だ! Claudeが生成したコンテンツを、画面を2分割して表示し、ウィンドウを切り替えることなく、シームレスに編集できるようになりました。 本記事では、Artifactsの具体的な活用法と設定方法をご紹介します。 Artifactsで生成と修正を1画面で今回は、Wordで作成した企画書をブラッシュアップするために、Artifactsを活用していきます。 1. 企画書をClaudeに読みこませる チャット画面で、企画書をClaudeに読み込ませて、「ブラッシュアップしたい」ことを伝えます。そうすると、改善点を箇条書きで教えてくれました。 2. 改善点を反映していく 加筆する
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。 【画像】、「AI アシスタント」パネルで「直近の5つを抽出」というごくごく簡単な依頼 プロフェッショナルにも愛用者の多いフリーのSQL開発環境「A5:SQL Mk-2」が、生成AIへの対応を進めているそうです。7月21日に公開されたv2.20.0 beta 22に、AIアシスタント機能が実装されています。 ご存じない方に軽く紹介しますが、「A5:SQL Mk-2」はさまざまなデータベース(DB)サーバーに対応した汎用SQLクライアントです。データベースツリー、[Ctrl]+[Space]キーによる入力補完を備えたSQLエディター、「Excel」との連携可能なテーブルエディターなどから構成される本格的なツールですが軽量で、しかも無償です(寄付歓迎なので、ぜひご協力を!)。SQLの実行計画を取得したり、ER図を作
7月19日、世界各地のWindows PCが「ブルースクリーン」でダウンしたシステム障害が大きな話題になっています。いったい何が原因だったのか、解析が進んでいます。 ブルースクリーンの原因は?システム障害が起きたのはCrowdStrike(クラウドストライク)による企業向けセキュリティ製品を導入しているWindows PCです。米国の公式ブログや、日本の販売代理店であるマクニカが技術的な背景を説明しています。 実際に起こった現象としては、Windowsが再起動を繰り返すというものですが、これが世界規模で同時に起きたことで多大な混乱を引き起こしています。巻き込まれた人は不運だったというしかありません。 ブルースクリーンはWindowsに昔から組み込まれているエラー画面で、システムを強制的に停止せざるを得ない致命的な状況に陥ったことを示しています。 Windowsのバージョンによって表示内容は
本記事の要点 Raspberry Pi Foundationが「Raspberry Pi 5」向けの「Raspberry Pi AI Kit」を発売したが、入手するのは容易ではない。本稿執筆時点で、筆者はAmazonとChicago Electronic Suppliersに在庫があることを確認した。 このキットを利用すれば、AI計算能力をRaspberry Pi 5に簡単に追加できる。 発熱対策を講じる必要がある。 人工知能(AI)は至る所に存在しており、ついに「Raspberry Pi」にも到達した。「Raspberry Pi 5」ボードをAIで強化するプロセスは簡単で、費用もそれほどかからない。必要なのは、6月に発売された「Raspberry Pi AI Kit」だけだ。 キットには、「Raspberry Pi M.2 HAT+」が含まれており、強力な「Hailo 8L AI」チップ
一週間を始めるにあたって、押さえておきたい先週(2024/06/17 - 2024/06/23)気になったセキュリティニュースのまとめです。セキュリティニュースは毎日多数の情報が溢れかえっており「重要なニュース」を探すことが大変です。海外の報道を中心にCISO視点で重要なインシデント、法案や規制に関して「これを知っておけば、最低限、恥はかかない」をコンセプトに、コンパクトにまとめることを心がけています。 ■FBI/CISA、VPNからSSE/SASEへの移行を推奨米国CISAやFBI等が共同で、VPNをSSEやSASEに置き換えることを推奨するガイダンスを公表しました。背景にはCISAが公表している「既知の悪用された脆弱性(KEV)」にVPNに起因するものが22件にのぼり、国家の関与が疑われる高度な技術力を持ったサイバー攻撃グループがVPNを標的に選定する傾向があること、更にはVPNが一度
この経験から、どのように進めれば社員たちが幸せになれるかを考え、次のようなステップを踏み進めました。 まず、心理学の先生による性格分析を全社員に受けてもらいました。結果、行動型、調和型、発想型、論理型、信念型、遊び心型といった6タイプに分かれることがわかり、自分がどのタイプでどんな特性を持つのかを知ってもらいました。その上で、それぞれの特性に合ったやり方でDXに取り組んでもらうようにしたところ会社の押し付けではなく自分で選択し、行動できるようなりました。 次に、業務の自動化で仕事を奪われる不安を抱いている社員へ、より働きやすくすることを理解してもらうため、全社員の8割が関わる業務でのDX化を選定、実施しました。 弊社は月に400万個の製品を出荷しており、約70名の検査員で全ての製品を目視検査しています。検査した結果は紙に記入、その後Excelに入力し直すという非効率な作業を行って来ました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く