【読売新聞】 長野県安曇野市の男性宅で、滞納していた水道料金を支払ったにもかかわらず、70日間にわたり給水が停止されていたことが分かった。市によると、水道料金の検針・徴収などを行う委託業者のヴェオリア・ジェネッツ(東京)が開栓作業を
【読売新聞】 国内で配信されているショッピングやSNS、ゲームなどの主要アプリの9割に、消費者を不利益な選択に誘導する画面デザインが採用されていることが、東京工業大の調査で分かった。「ダークパターン」と呼ばれ、意図しない商品を購入さ
出版大手の「KADOKAWA」は、所沢浄化センター跡地(埼玉県所沢市東所沢和田)に建設を予定している新社屋の施設の概要や完成予想図などを公表した。 東京都千代田区にある本社機能の約半分を移す方針で、1月31日に同センター跡地で記者会見した松原真樹社長は、本社所在地も所沢に移す可能性が高いことを明らかにした。 施設は、「ところざわサクラタウン」と名づけた約4万平方メートルのエリアに、地上6階、地下2階建て、建築面積約2万5000平方メートルの建物を建設する。印刷工場や物流倉庫、会社事務所、ホテルなどが入る棟と、図書館や美術館などの複合文化施設の棟が1階でつながる構造となっている。 複合文化施設にはアニメ専門の美術館や、約12万冊所蔵の図書館などが入り、有料での一般開放を予定している。開業は2020年夏の見込み。 松原社長は「旧来型オフィスではなく、出版製造の物流改革を実現したい」と語った。
「イプシロン」3号機の打ち上げ後、空に現れた夜光雲(18日午前6時33分、鹿児島県肝付町で)=大原一郎撮影 鹿児島県肝付(きもつき)町で18日未明に打ち上げられた固体燃料ロケット「イプシロン」の噴煙が、夜明け前の空に赤色に輝く「夜光雲(やこううん)」を作った。 気象庁気象研究所の荒木健太郎研究官(雲科学)によると、夜光雲は高度80キロ・メートル付近で宇宙から降るちりなどが核となり、雲を作る現象。国内で自然にできることは珍しいが、ロケットの打ち上げ時は、噴煙のちりが夜光雲を作る。 日中は観察が難しく、薄明の空では明るく輝いて見えるため、夜光雲と呼ばれる。ロケットの噴煙が作った夜光雲は筋状に延び、上空の風に流されて絵画のような色彩を描いた。
前地方創生相の山本幸三・自民党衆院議員(福岡10区)が、北九州市内で23日に開かれた三原朝彦・自民党衆院議員(同9区)の政経セミナーの来賓あいさつで、三原氏が長年続けるアフリカとの交流について触れ、「何であんな黒いのが好きなんだ」と発言していたことがわかった。 山本氏は事務所を通じ、「人種差別の意図は全くない」と説明している。 山本氏は三原氏との交友関係を強調し、「ついていけないのが(三原氏の)アフリカ好きでありまして、何であんな黒いのが好きなんだっていうのがある」と述べた。 山本氏の事務所は24日、読売新聞の取材に対し、「(山本氏は)昔、アフリカを表現する言葉として使われた『黒い大陸』という意味で言ったと話している」と説明した。
県は、開庁と閉庁を30分早める毎年夏の「サマータイム」をやめることを決めた。登庁を一斉に早めなければならず、育児や介護などを抱える職員らに不評だったという。代わりに県は今年から、職員が自主的に勤務時間を調整できる「フレックスタイム」を導入した。(近藤修史) サマータイムは2012年に導入。節電や、仕事と生活を調和させる「ワーク・ライフ・バランス」につながるとして、7、8月は開庁時間を30分前倒しして午前8時~午後4時45分としてきた。 ところが、県が昨年10月に実施したアンケートで、サマータイムを「やめるべきだ」と答えた職員は43%、「見直して」が23%となった。さらに、県の規則は開庁時間を「原則として午前8時30分から午後5時15分」と定めているが、サマータイムは知事の命令にあたる「訓令」を毎年出して実施してきており、県議会で「知事命令が規則を上回ることはできない」などと指摘されていた。
山岳遭難時に位置情報を家族などに電子メールで伝えることができるスマートフォン用アプリを、ウェブ制作会社「キャプテン山形」(山形市)と鶴岡工業高専(山形県鶴岡市)が開発した。 同社などは昨年、登山口に近付くとアプリが起動し、入・下山届を提出できるシステムを作った。新たにアプリの「SOS」ボタンを押すことでGPS(全地球測位システム)の位置情報を伝えられる機能を追加し、救助のさらなる効率化につなげる。鳥海山(2236メートル)で6月下旬から4か月間、実証実験を行い、来年夏に全国の山での本格運用を目指す。 「○○さんからSOSが発信されました。至急、安否確認をお願いします」――。 スマホの画面で一際目立つ赤い「SOS」ボタンを押すと、事前に緊急連絡先に指定したメールアドレスに一報が入る。メールには入山届を提出した人の名前と年齢、住所などのほか、その人がいる場所の経度・緯度が表示され、マップも見る
携帯大手が格安スマートフォン事業者に通信回線などを貸し出す際の利用料金について、総務省は携帯大手に算定の根拠を開示するよう義務づける方針を固めた。 省令を見直し、今秋にも実施する。格安スマホの値下げと普及につなげる狙いがある。 格安事業者はNTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社から通信回線や利用者の管理システム、電話番号を記録した「SIMカード」などを借り受け、通信サービスを提供している。回線や設備を自前で設置しない分、通信料金を割安にできる。 総務省が大手に対し、回線などの利用料金の算定根拠の開示を義務づけるのは、不透明な料金設定が格安スマホの普及を妨げているとみているためだ。 大手は現在、回線の利用料については設置コストなどに一定の利益を上乗せして算出している。総務省はこれらについて明確な根拠を説明するよう求める。
名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」の隣接地に今年3月オープンした複合商業施設「メイカーズ ピア」で、テナントのレストラン1店舗が22日の営業を最後に閉店したことが分かった。 運営会社は、来場者が想定を大幅に下回っていることが理由と説明している。 メイカーズには現在、飲食店や物販など約50のテナントが出店している。レゴランドの来場者をターゲットに、親子でそば打ちなどが楽しめる「体験型」店舗も多い。 撤退を決めたレストランはシーフード料理を中心に提供、6年間の契約で出店したが、オープンから約2か月で閉店する。運営会社は「売上高は想定の10分の1。レゴランドが思ったように集客できておらず、テナント側には手の打ちようがない」と話した。契約途中の退店による違約金の支払いについて、メイカーズ側と協議しているという。
交通安全の啓発に取り組む岡山市の市民団体「イーグル・アイ」は2日正午から、岡山市北区の岡山ドームで、岡山県内のドライバーが方向指示器を出さずに交差点を曲がるケースが多いことについて考える「オカヤマ・ウィンカー・サミット」を開く。 同団体は2年前から、大型バスに乗って死角を体感することで、安全運転や、事故に巻き込まれないように心がけてもらおうと、親子やオートバイのライダーを対象にしたイベントを開催している。 サミットでは、「岡山県民はなぜウィンカーを出さないの?」をテーマにパネルディスカッション。ライダーや学生、トラック運転手らの代表が意見を交わす。 また、県警交通企画課も参加。子ども向けに車の巻き込み事故防止について注意を呼びかけるほか、白バイを展示する。 大型バイクのライダーでもある同団体の堀田沢一美代表(54)は、約30年前に大阪市から岡山市に引っ越してきた。以来、ウィンカーを出さない
マラソンを始めて12年になります。きっかけは、40歳を過ぎてから体重が増えて、体力が落ちたと感じたこと。常にしんどくて、イライラすることが多かったですね。 ダイエット目的で歩き始めて、徐々に走るようになって、2002年に初めてマラソン大会に参加しました。今は毎月、フルマラソンを走り、年1回は100キロマラソンに出場しています。山の中を走るトレイルランも楽しんでいます。 一番の魅力は完走した時のうれしさ。走っている時の苦しさがすべて消えて、とにかく気持ちいいんですよ。料理に例えると、雑味がない喜び、といった感じです。順位やタイムにかかわらず純粋に満足できます。 ほかのランナーや大会スタッフ、沿道で応援してくれる人たちと触れ合えるのもいい。1人で走っているんじゃないんだ、と思えていつもより頑張れます。 全国の大会に参加していますが、各地の補給所に用意された食べ物も楽しみにしています。沖縄なら揚
DeNAのキュレーションサイト問題について、第三者委員会の調査報告書が公開された。法律に触れる記事内容や、画像や文章の無断転用の件数などが報告されたほか、経営方針から記事作成の実態に至るまで、詳細な分析が行われている。(ITジャーナリスト・三上洋) 277ページに渡る詳細なDeNA問題の調査報告書公開 3月13日にDeNAのキュレーションサイト(まとめサイト)問題に関する調査報告書が公開され、第三者委員会とDeNAにより記者会見が行われた(経緯については以前の記事「DeNA「WELQ(ウェルク)」休止…まとめサイトの問題点と背景は」参照)。報告書は277ページにわたる膨大なもので、問題点・背景・各サイトの事情・経営方針に至るまで、様々な調査・指摘がまとめられている(第三者委員会調査報告書(要約版)公表のお知らせ:DeNA)。 まず法令上の問題として、大きく分けて3つの問題が指摘されている。
マグニチュード9級の南海トラフ巨大地震が起きた場合、居住する市区町村を離れて広域避難を余儀なくされる世帯が、最大で約145万6000世帯に達するとの試算を、文部科学省の委託研究として東京大や名古屋大の研究チームがまとめた。 東日本大震災の際には同じ自治体内も含めて約33万世帯が転居したが、それを大きく上回る恐れがある。地域内や近隣都市での受け入れ対策を長期的に講じる必要があるという。 広井悠・東大准教授(都市防災)らは、南海トラフで起こる地震の中でも、東海地方が大きく被災したケースを想定。政府の被害想定や総務省の住宅・土地統計調査、避難行動に関する住民アンケートなどをもとに、死者数を考慮せずに被災世帯数や利用できる賃貸住宅数などを試算した。
結婚披露宴で夫婦を紹介するために上映される音楽入りの映像は著作権の侵害だとして、日本音楽著作権協会(JASRAC)が9日、映像制作会社「ビデオソニック」(さいたま市)に対し、映像の使用差し止めと損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。 JASRACが「ブライダルコンテンツ」の制作会社を訴えるのは初めて。請求額は公表していない。 著作権法では「私的使用」以外の目的で、音楽などを著作権者に無断で複製するのを禁じている。JASRACによると、同社は全国約20か所に拠点を持ち、披露宴で流す目的で、夫婦のなれそめや生い立ちを紹介する映像などを年間約9000件作成しているという。 JASRACは、映像で使用される音楽は、原盤のCDや音楽配信サイトなどから無断で複製されており、著作権法が定める「複製権」を侵害していると主張。当日の様子を撮影した映像を家族らに渡す行為も、式場で流れる音楽が録音されている
どんな人間にも必ず訪れる死。最近は、子や孫や親戚一同に囲まれた「絵に描いたような大往生」が減り、「孤独死」が増える傾向にある。見守っていた家族をひとりきりで死なせてしまい、後悔する人も少なくない。終末期のがん患者に寄り添う緩和ケア医として、これまで2500人以上を 看取 ( みと ) ってきた奥野滋子さんは、「ひとりで死ぬことが寂しいとは限らない。人生に満足し安心して旅立つ方も多い」と、人の最期に関する一つの考え方を提示する。 「お母さんが会いに来てくれた」 60歳、女性。卵巣がん。 衰弱が進行し、入院していた。腹水で腹部は膨らみ、顔はやつれ、手足がやせ細っていて、自力では動くこともままならない。夫とは死別しており、子供がいないため独居である。母親は彼女が学生だった時に病死している。 ある朝の回診での出来事である。 「先生、昨日の夜、お母さんが会いに来てくれたんです」 「お母さんはそこの椅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く