この職は神和ぎと呼ばれる。現在は主として女であるが、古くは、男は「覡」(おかんなぎ)、女は「巫」(めかんなぎ)と呼ばれていた。 現在でも、神社の巫女アルバイト募集は毎年恒例であるが、男性の募集もある。 例えば東京都江東区富岡に鎮座する富岡八幡宮の「お正月助勤 男・女募集」には、次のようにあった。 ① お札・お守りの授与、祈祷受付 ・女性(巫女) ・男性(巫女同様の仕事も可) ② 清掃、雑務 日給 8,000円〜 本人が希望すれば、今でも「覡」(おかんなぎ)になることは可能であるらしい。 巫女というのは本来、神に仕える、または神社に奉仕をする女性を言う。 神道は宗教ではないが精神世界には違いなく、そういった精神性を持った女性を巫女と言うのが本来である。そうではない単に巫女装束を着た女性というのは、それは単に巫女装束を着た女性に過ぎないが、しかし最近はそういった、どう見ても高校生ぐらいにしか見