スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」のアイテム入手場所(ポケストップ)などに設定され、安全管理面で問題があるとして、長野県の諏訪大社は7日、境内や周辺施設で同アプリを使用禁止とし、運営会社2社に文書でポケストップなどの設定を削除するよう要請したことを明らかにした。ゲームのために境内に出入りする人も多く、深夜に話し声が響くなど周辺で問題化しているという。 大社によると、境内は24時間出入りできる。ところが、ポケモンGO配信後、夜間に上社本宮(長野県諏訪市)の神体山に続く山林にゲームをしながら立ち入る男女や、境内にたむろするグループの話し声や物音に対し、近隣から苦情が寄せられるようになった。職員が注意すると、罵声を浴びせられるケースもあったという。