KDDIは11月12日から端末の新しい販売体系「au買い方セレクト」を導入する。11月12日以降にauの携帯電話を購入(新規契約または機種変更)した際は,端末補助金ありで現行の料金プランを適用する「フルサポートコース」,または端末補助金なしで低廉な料金プランを利用できる「シンプルコース」のいずれかを選択することになる(写真)。新しい販売体系の導入で何がどう変わるのか,今後の影響を分析した。 ■関連記事:携帯電話の端末補助金の有無で基本料などに差,KDDIが新しい販売方法を導入 シンプルプランが適するユーザーは限られる まず今回から新設された「シンプルプランS/L」を見てみよう。同プランを選べるシンプルコースは端末補助金が付かない一方で,毎月の利用料金が割安となる。ただし,「かなり思い切った料金を設定した」(取締役執行役常務の高橋誠コンシューマ事業統轄本部長)と言う割りには安く感じられない。
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