Nielsenといえば、いわゆる「秋の新番組編成」のために、どのぐらいの数の人々がテレビにかじりついてニュースやコメディを見ているかを測定する企業だということは誰でも知っている。この数値によって新番組の制作が進められたり、切り捨てられたりすることになる。 エンターテインメントやニュースを見るのに、PCやモバイル機器を利用する人が増える中、Nielsenはこうした分野での視聴率測定サービスを強化しつつある。 テレビで見ようと、インターネット経由でPCで見ようと「テレビ番組であれば、どのような手段で視聴されていようと測定する。広い見方をすれば、メディアにかかわる消費者の活動はすべて測定する」と、Nielsen Media ResearchのチェアマンであるSusan Whiting氏は最近の取材で語った。 Whiting氏は、インターネットの利用習慣とテレビの利用習慣は共存できるという興味深い