9月7日,東京で開催されたソフト開発のイベント「X-over Development Conference 2007」で,脳科学者の茂木 健一郎氏(写真1)と,アジャイル開発を実践するチェンジビジョンの平鍋 健児氏(写真2)による異色の組み合わせで対談が行われた。テーマは「変化するITやソフトウエアに,開発者はどう対応すべきか」。 台風の影響で,平鍋氏の到着が遅れるというハプニングがあったものの,茂木氏の「アジャイルに対応しましょう!」の一言で,なごやかに始まった。 「創造性=体験×意欲」 モデレータからの「脳科学的には,コンピュータは人間に近づいているか」という質問に対して,茂木氏は「コンピュータは人間に近づかないほうがいい」と即答。ロボットのように身体的に人間に近づけるという方向とは別に,Googleに代表される検索エンジンのように,ソフトウエア(コンピュータ)には,人間とは違った形で
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