1947年東京生まれ イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。 著書に『のんき図画』(青林工藝舎)、 『装丁/南伸坊』(フレーベル館)、 『本人の人々』(マガジンハウス)、 『歴史上の本人』(朝日文庫)、 『健康の味』(白水社)、 『笑う茶碗』『狸の夫婦』(筑摩書房) 『黄昏』(糸井重里と共著、東京糸井重里事務所)など。
この頃はまだ、余裕があった? 7月7日、ベルギー・ブリュッセルの欧州連合本部で4首脳会合を行うギリシャのアレクシス・チプラス首相(左)、アンゲラ・メルケル首相(左から2人目)、ジャンクロード・ユンケル欧州委員長(右から2人目)、フランスのフランソワ・オランド大統領(右)〔AFPBB News〕 7月13日月曜日の朝、欧州が目を覚ますと、メディアにはギリシャの屈辱、絶大な力を誇るドイツの勝利、欧州の民主主義の壊滅といった見出しが数多く躍っていた。 何とナンセンスな話だろう。もし降伏した国があるとするなら、それはほかならぬドイツだ。 ドイツ政府は、これで3度目となる数十億ユーロのギリシャ救済策に原則的に同意した。 その見返りに受け取ったのは、経済改革を実行するというギリシャ政府の約束だが、そのギリシャ政府は合意したばかりの事項のいずれについても全く同意できないとの見解を明らかにしている。 急進
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