アダルトビデオへの出演を拒否した女性に会社側が2000万円を超える違約金を求めた裁判をめぐり、日弁連=日本弁護士連合会が、会社側の代理人を務めた弁護士について、「出演を強制する威圧的な効果があった」として、懲戒審査を行うべきだという決定を出したことがわかりました。 おととし、東京地方裁判所は「本人の意思に反して出演させることは許されない」として訴えを退け、裁判は確定しました。 関係者によりますと、裁判のことを知った都内の男性が、第二東京弁護士会に弁護士の懲戒処分を求め、退けられたため、日弁連に異議を申し立てたということです。 これについて、日弁連は先月、「請求が多額でアダルトビデオへの出演を強制する威圧的な効果があった」などとして、懲戒審査を行うべきだという決定を出したということです。 弁護士は「誰にでも裁判を起こす権利があり、代理人を務めただけで問題にされると、弁護士業務の萎縮につながる
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