二〇二〇年の東京五輪・パラリンピックで気持ち良く市内を訪れてもらおうと、松戸市は七月三十一日、市の玄関口の松戸駅など二駅の喫煙所を撤去した。 市は〇四年四月に施行した「市安全で快適なまちづくり条例」で、松戸駅など主要七駅周辺を重点推進地区に指定、公共の場での喫煙を規制した。ただ、吸い殻のポイ捨てが増えることを懸念し、駅に喫煙所も設けた。 近年、受動喫煙を心配する市民から、多くの乗降客が行き交う駅前に喫煙所があることを疑問視する声が寄せられるようになった。条例に基づき商店会や商工業団体の代表、警察、市民らで構成する協議会も昨年十月、撤去を答申。市は仕切りの設置や移設などの対策は困難と判断し、撤去に踏み切った。
映画「男はつらいよ」の舞台になった千葉県松戸市の田園地帯に、大規模な物流センター構想が持ち上がっている。近くを流れる江戸川の一角は、演歌「矢切の渡し」の舞台としても知られる。業者側は来春にも開発許可を得たい考えとされ、市議会や一部の農家から「貴重な景観が壊れる」と反対の声が出ている。市も「なぜ、手続きを急ぐのか」と困惑顔だ。 田園地帯の広さは約100ヘクタール。映画の主人公・寅さんの故郷、東京・葛飾柴又から江戸川を挟んで500メートルほどの場所にある。今は春先に植えた甘くて柔らかい特産の「矢切ねぎ」の緑がまぶしい季節だ。市内を含め江戸川の下流沿いにこれほど広い農地は、なかなかない。 映画の第1作は、矢切の土手から、寅さんが渡し船で20年ぶりに柴又に帰るシーンで始まる。第6作でも矢切の田畑と柴又の家並みの空撮映像が登場。矢切の風景は長年続いたシリーズの定番だ。渡し舟は、細川たかしさんの演歌「
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 松戸にご当地ナンバーを導入しようと、松戸市は22日までに千葉県に対し「地方版図柄入りナンバープレート導入申込書」を提出した。申込書は3月にも県を通じ国土交通省に届けられ、検討される。導入地域として決定されれば、2020年には「松戸ナンバー」の車が走ることになる。 現在、松戸市は「野田ナンバー」だが、市は地域振興や市民に地元への愛着を持ってもらうことを目的に、昨年8月に市内の3千人を対象に意識調査を実施するなど、ご当地ナンバーの導入を検討してきた。 調査では1524人の回答があり、42・2%の643人が新ナンバーを希望。「どちらでもよい」と無回答は合わせて46・8%の711人。「野田ナンバーでよい」は11・1%の169人だった。 市は賛成多数と判断。2017年10月30日に県に導入意向表
千葉県松戸市のJR武蔵野線新松戸駅~新八柱駅間の同市千駄堀地区に、新駅を建設する計画があることがわかった。市とJR東日本が新駅設置について協議することで今月合意し、13日に初会合を開いた。有力な候補地は、昨年末に開業した「市立総合医療センター」の近く。市は地域の活性化を図るため、新駅構想にあわせて沿線一帯で大規模な宅地開発を進める計画だ。 市は昨年末、JR東日本に「新駅設置に係る基本計画調査の業務依頼書」を提出。市によると今月5日、JR東日本千葉支社長名で依頼を了承する文書が届いた。 両駅間の距離は約3キロで、千駄堀地区はその中間地点。一帯には武蔵野線西側を中心に農地や民家など市街化調整区域約70ヘクタールが残る。武蔵野線をまたぐように、東側には市営の公園「21世紀の森と広場」が約50ヘクタールにわたって広がる。 市立総合医療センターと武蔵…
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。 営業赤字から抜け出せず閉店が決まった松戸市の百貨店、伊勢丹松戸店で17日、「ご愛顧感謝ファイナルフェスタ」が始まった。3月21日にシャッターを下ろすまでの64日間、趣向を変えて3種類のセールを打ち出し、43年間にわたる歴史の最後を飾る。初日から大勢の買い物客が訪れた。 開店前には約1200人が並んだ。先頭で待っていた市内の男性(68)は「伊勢丹は松戸の豊かさ、消費文化の象徴だった。なくなるのは残念」と紳士衣料品を目当てに始発電車で駆け付けた。地元の加藤淳子さん(61)は「子連れで訪れたこどもの日イベントが懐かしい。ここがなくなると、都内まで出ないといけない」と寂しがった。 午前9時45分、通常より15分前倒しで開店すると、バッグや靴売り場などは普段に増してにぎわい、支払いのため長い列が
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神社や寺の境内で和装コスプレを楽しむイベントが4日、松戸市の松戸駅西口地区で開催された。秋に市内で開催される若者文化の祭典「ジャパン・ポップカルチャー・カーニバル」の開幕を告げる「キックオフイベント」といい、首都圏を中心に約200人のコスプレイヤーらが参加した。 松戸市は「コスプレにやさしい街」として知られる。今回のイベントは市内の神社や仏閣などが協力し、宿場町の風情を残す旧市街地区での開催が実現した。 参加者らは思い思いのゲームやアニメのキャラクターの姿に着替え、松戸神社周辺の寺や古民家を一巡。名刀を擬人化したゲームのキャラクターに扮(ふん)した群馬県の女性(23)は「自分の姿が街並みにマッチしてうれしい」と話した。
反応が鈍いお役所仕事の追放を目指し、松戸市に昭和44年に作られた全国初の困りごと即応組織「すぐやる課」が開設45年を迎えた。市民の要望を受けて処理する件数は年間3千件ほどで、累計では14万件を超えた。害獣駆除の急増など45年間で仕事の中身は変化したが、「困っている市民を助ける」精神は不変だ。14代目に当たる小島由紀夫課長(59)ら職員9人は、道路の応急修理やスズメバチの巣撤去に市内を走る。(江田隆一) ◇ 「すぐやる課」生みの親はドラッグストア「マツモトキヨシ」創業者で、市政改革に取り組んだ当時の松本清市長。「市民の要望がたらい回しにされている」と考えた松本氏は、部署にとらわれず市民の困りごとに対処する「すぐやる課」を昭和44年10月6日に誕生させた。10月4日の設置条例案可決から2日後の開設という「すぐやる課」らしい早業だった。 課の事務室は現在と同様の市役所旧館2階で、当時は市長室がそ
お隣同士の松戸市と柏市。市の中心となる松戸駅と柏駅はJR常磐線でつながれ、共に千葉県の中核市、東京のベッドタウンとして知られている。街の規模も似ているせいか、何かとライバル意識もあるとのことで、ちょっとそのあたりの事情を探ってみた。 落ち着いた街・松戸、若々しい街・柏 かつては宿場町として栄えた歴史ある松戸は、落ち着いた雰囲気の住宅街が広がる。一方、柏は市内に走るつくばエクスプレス沿線にニュータウンも多く、若々しい印象がある。 そんな2つの街を比べてみると、人口では松戸が約48万6,000人(平成25年)で県内第3位。柏が約40万5,000人(平成25年)で県内第5位。松戸の方が多い模様だ。両市内で聞いたところ、実際に「近いだけにお互いにライバル意識はあるかも」という声もあった。 もう少し市内で声を拾ってみると、 「東京に近い方が松戸。江戸川一本隔てて向こうは葛飾区です。だから通勤通学の利
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