柏市は今月、2019年に国内で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)の公認チームキャンプ地に立候補した。同市協働推進課は「世界3大スポーツの一つで、候補地になれば街の活性化や市民のスポーツ意識の向上 ・・・ 【残り 265文字】
新国立競技場の整備主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の新理事長に、サッカーJリーグ前チェアマンの大東和美(おおひがしかずみ)氏(66)の就任が有力となっていることが11日分かった。関係者によると、白紙撤回となった新国立の旧建設計画を進めてきた河野一郎・現理事長(68)は、任期切れとなる今月末で退く見通しという。 大東氏は早大ラグビー部出身で、日本代表選手としても活躍した。早大ラグビー部の監督として大学選手権で優勝するなど指導者としての実績もある。住友金属工業を経て2006年にサッカーJ1鹿島の社長に就任。10年から14年までJリーグの第4代チェアマンを務めた。ラグビー、サッカー界で長年積んだ実績が評価されたとみられる。 河野理事長は11年に就任し、現在1期目。JSCが運営・販売するスポーツ振興くじ(toto)の売り上げを伸ばすなどした河野氏の手腕を評価し、留任を求める声も一部にあ
政府は27日、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場として整備を進める新国立競技場の総工費について、上限を1600億円前後とする方向で最終調整に入った。 ただ、政府内には、約100億円と見込まれる観客席の冷暖房設備の設置を見送る意見も出ており、つけなかった場合は約1500億円台まで下がる可能性もある。 複数の政府関係者が明らかにした。費用がかさんで見直された旧計画の2520億円から900億円前後の圧縮幅とすることで国民の理解を得たい考えだ。総工費の上限を含めた新整備計画案は、28日にも開かれる関係閣僚会議(議長=遠藤五輪相)で決定する。 新整備計画案では、旧計画で費用を押し上げた要因とされる巨大な2本の「キールアーチ」で屋根を支える特徴的な構造を取りやめることで約950億円の工費圧縮につなげた。さらに、開閉式の屋根は断念し、観客席上部にだけ屋根を設けるほか、観客席も旧計画の8万席規
政府は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設費の上限について、1600億円前後とする方向で調整に入った。関係閣僚会議を28日にも開いて最終的に判断する。新国立競技場の建設計画をめぐっては安倍晋三首相が7月中旬、2520億円にふくらんだ旧計画を白紙撤回し再検討を指示していた。 複数の政府関係者が明らかにした。政府は関係閣僚会議で建設費を含む新整備計画を決定し、9月上旬をめどに公募を始め、設計と施工の業者を一括して選定する方針だ。 ただ建設費は、観客席に空調設備をつけるかどうかで前後する可能性もある。遠藤利明五輪担当相は26日、下村博文文部科学相と文部科学省で会談。下村氏は「障害者に配慮するためにも冷房は必要だ」と、空調設備を充実させるよう求めた。関係者によると、客席に空調装置をつけると約100億円かかるといい、遠藤氏は記者団に「『冷房はほしい』『コスト削減
中間貯蔵施設の議論「絶対、外に漏らさないように」 混乱を回避か、分断の歴史が背景に【山口県上関町「秘密会議」議事録】①
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設を巡り、今年2月の時点で、施工予定者の建設業者が示した工事費が3千億円を超えていたのに対し、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は2100億円程度に収まると文部科学省に報告していたことが7日わかった。最終的に総工費が2520億円まで膨れあがった経緯を考えると、この900億円の乖離(かいり)が、文科省が危機感を認識するのを遅らせ、白紙撤回の結論が遅れた可能性がある。 この日、建設計画が迷走した経緯を調べるために下村博文文科相が立ち上げた第三者による検証委員会(委員長=柏木昇・東大名誉教授)の初会合が東京都内であり、そこで提出された資料で明らかになった。 資料によると、JSCは今年2月までに建設会社側から工事費が3千億円を超すと報告を受けた。しかし、JSCは設計会社との試算で、基本設計時の1625億円から資材費の高騰、消
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場になる新国立競技場の建設計画が白紙になったことについて、下村博文文部科学相は21日の閣議後記者会見で、「政府全体として見直しに着手する。文科省、JSC(事業主体の日本スポーツ振興センター)だけでやるわけではない」と述べ、今後は組織横断的な枠組みで建設を進める考えを示した。また、第三者委員会を設置し、これまでの経緯を検証する考えも示した。 文科省に対しては舛添要一東京都知事が20日付のブログに「文科省は、無能力・無責任で、これが失敗の最大の原因である」と記すなど批判が広がっている。下村文科相は舛添都知事のブログには「コメントしませんというのが、私のコメントです」としたうえで「一義的に建てるのはJSCだが、間に合わせるためにはオールジャパン体制が必要。政府全体で、国土交通省、内閣府、東京都の協力を得られるような体制を検討する必要がある」と述べた。また、
安倍晋三首相は17日、2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画について、「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直す決断をした」と表明した。首相は国会答弁で計画見直しに慎重な姿勢を示していたが、2520億円にのぼる総工費に国民の批判が高まったことを受けて、方針を転換した。 首相の白紙撤回表明により、イラク出身の建築家ザハ・ハディド氏の2本のアーチで屋根を支えるデザイン採用は取りやめる。政府は今後、半年以内にデザインと業者を決める予定。その選定に向けて、今年秋ごろまでに総工費の大枠など新たな整備計画を練る。50カ月余りの設計・建設期間を経て、20年春の工事完成を目指す。 首相は17日、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相と首相官邸で会談し、競技場を19年のラグビーワールドカップ(W杯)で使う計画は断念することを確認。その後、下村博文文部科学相、
安倍総理大臣は、総理大臣官邸で記者団に対し、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場の建設費が膨らんだことに対する批判が強まっていることを踏まえ、「計画を白紙に戻す」と述べ、計画をゼロベースで見直す方針を表明しました。 また、安倍総理大臣は「手続きの問題、そしてまた国際社会との関係、オリンピック・パラリンピック開催までに工事を終えることができるかどうか、またラグビーワールドカップの開催までには間に合わなくなる可能性が高いという課題もあった」と述べました。そして、安倍総理大臣は「本日、東京オリンピック・パラリンピックの開催までに間違いなく完成することができる、そう確信したので決断した。オリンピック組織委員会の森会長の了解もいただいた。ラグビーワールドカップには、残念ながら間に合わせることはできないし、会場として使うことはできないが、今後とも、ラグビーワールドカ
2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設問題は、安倍晋三首相が17日に計画の見直しを表明する見通しとなった。ただ、具体策の検討はこれからで、政権が目指す総工費2千億円未満への減額を達成できるかは不透明だ。 16日夜、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相を囲む自民党細田派の会食を終えた安倍首相は、新国立競技場に話が及んだかどうかを尋ねる報道陣に対し、無言を貫いた。一方の森氏も、「そういう話をみなさんにする資格はありません」などと話すにとどまった。 計画見直しに避けて通れないのが、森氏の存在だった。今から見直せば、日本ラグビー協会前会長の森氏の思い入れが強い、19年秋のラグビーワールドカップまでに完成させることが難しくなるからだ。 森氏が新国立競技場建設につい… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会
先日、共同通信が新国立競技場の連載を配信したでしょ。初回の見出しが「きっかけはラグビーW杯」だ。はは~ん、ときたね。反対してる連中は、国立競技場に反対している人たちは、戦略的に僕を一番の悪者にしようとしてるわけですね。 経緯を説明すると、ラグビーW杯が決まった時、「せっかくビッグイベントがくるんだから国立競技場の改築のいい機会だな」となった。耐震も免震もやってないし、老朽化も進んでいるけど、サッカーや早明ラグビーなどは超満員だ。時に危険で改築は10年来の課題だったんです。 もう一つ。国立競技場はもう陸上競技の公認競技場じゃなくなった。陸連(日本陸上競技連盟)が世界大会をやりたくてもできない。つまり陸上、サッカー、ラグビーなどスポーツ界にとって新国立競技場は悲願だったわけです。 そこにたまたまラグビーW杯が決まった。その時は民主党政権。だから西岡武夫(故人、元参院議長)さんにラグビーW杯の議
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