新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、埼玉県戸田市は児童扶養手当を受給している子育て世帯や、売り上げが減少した飲食店など小規模な事業者に独自の給付金を支払うことを決めました。 戸田市は、新型コロナウイルスの感染拡大による市独自の支援策について、22日会見を開いて発表しました。 それによりますと、子育て世帯の支援策として、児童扶養手当を受給している世帯と就学援助の認定を受けている世帯に対し、市が独自に1世帯あたり3万円を支給します。 対象はおよそ1200世帯で、来月中旬に給付するということです。 また、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した小規模な事業者や個人事業主に、10万円を給付することにしています。 戸田市の菅原文仁市長は、「外出自粛や学校の休校などで、支援を求める声や不安の声が届いていた。スピード感のある対策で市民の皆さんの不安の解消につなげたい」と話していました。